有機大豆の出荷と畦畔の草刈り。紅梅とサンシュユと馬酔木とオオイヌノフグリとタンポポ
今日は朝からよく晴れました。風は西風が強く、寒かったですけど。お天気がよかったので、写真が多いです(笑)。
朝、浸種の水を交換。ま、毎日もする必要はないと思うのだが・・・。
その後、畦畔の草刈りに出る。お昼まで。
お昼に有機大豆の出荷で湖北町の上山田のKさんのところへもっていく。有機JASの大豆(「里のほほえみ」)も、無農薬の「小糸」と同じ業者さんに出すことにする。これでなんとか去年に続いて2年連続で有機JASの大豆を出荷できてありがたい。豆腐になるらしいです。わずかですが。栽培技術が安定してきたというところまではいかないが、なんとか出荷できる大豆が取れるところまではこぎ着けました。うーむ。けっこう手間ひまと体力的な無理がかかっているので、どれほどの収益というか所得になるのかはわからないけれど・・・(泣)。ま、それでも今は頑張るしかない。
上山田に向かう途中の日吉神社に赤い花がたくさん咲いている。うん?寒桜?と思って寄ってみると、なんと八重の紅梅でした。木が大きい。まだ咲いていたんだ。となりには白梅の梅林もあります。その横にはサンシュユの黄色い花が満開!スマホで写真を撮りつつうろうろしていたら、アセビも鈴なりに白い花を咲かせていた。うーむ。やるじゃん、日吉神社。
気を良くしたので、上山田から浅井町の谷口へ抜ける林道、そしてまたそのまま谷口からまた山を越えて西村へ抜ける林道も通ってみる。いわゆる谷口林道ですな。谷口はいわゆる浅井町田根のどんずまりの村なんですが、谷口杉が有名です。杉の銘木の産地なんですな。でその杉の切り出しのために林道が走っているわけです。林道の両脇には大きな杉が林立していますし、実際、西村のちかくの林道脇では伐採が行われていました。
この林道、何度か通っています。自転車でも、普通車でも。今日は軽トラで。そのまま西村から草野川沿いに帰っても良かったのですが、そういえば谷口の村の中はもう20年以上(もっとか?)通っていないことに気がつき、また林道を谷口まで戻って、谷口から村の中を通って、帰ってきました。天気もいいし、なかなかに林道ドライブですが、なんせ植林された杉林の林道なので、暗いですが・・・。でも雪解け水(?)を集めて谷筋には水があちこちでほとばしっていました。
もう三月も下旬で春分も過ぎているのに、なんだか早春のような写真(笑)。今日は晴れましたが、このところ雨が多いので、あぜ塗りなんかもなかなかすすまないと、ご近所の農家はみんな心配しておられる気配。
↓今朝の金糞岳。中央一番奥。まだ少し雪がありますね。
↓日吉神社の奥。鳥居の奥に赤い花が。鳥居の右手は梅林になっていました。もう花はほとんど終わってました。鳥居の左は桜だと思いますが、まだまだです。
↓八重の紅梅でした。
↓さらにサンシュユの黄色い花も満開!
↓馬酔木(アセビ)の白い花も鈴なりで満開!
↓谷口林道を抜けたら草野川にでました。金糞山の雪解け水をあつめて流れています。
↓畦畔のオオイヌノフグリ。
↓もちろんタンポポ。うちの畦畔に咲いていましたが、あなたの田んぼの畦畔にはタンポポ咲いていますか?ここ数年、畦畔のタンポポが激減しているような気がすると、去年も書きましたが、やっぱり激減しているような気がします。異常気象のため?除草剤の使いすぎ?うちはまだ畦畔にも除草剤の使用を控えているので、咲いてくれているような気がしています。あなたの田んぼの畦畔にはタンポポ咲いていますか?
午後はまた畦畔の草刈り。
夕方、長浜の花屋さんまで、下見にいく(笑)。うーむ。さっぱりわからない。
総会と『十二人の怒れる男』と “Room335” と鉢植えにしやすいシンボルツリー
朝から雨。午前中は事務仕事など。
午後は浅井水田農業研究会の総会。うーむ。まあ、いろいろ問題はありますな。要するに農家の高齢化ということでしょうけれど。
そういえば、シドニー・ルメット監督『十二人の怒れる男』(1957)を観る。2度目。一度目はレンタルビデオ店が長浜に出てきた頃にレンタルして観ました。うーん。いつごろだ?25年以上前?1957年の映画ですから、白黒映画です。
ああ、たしかに名作だぁ。と思ったのはよく覚えています。今回2度目だが、あの被告の少年の弁護士はよほどマヌケなんじゃないの?というのが今回の一番の印象かなぁ。あと吹き替え版を今回は観たのだが、ヘンリーフォンダの隣の陪審員の声を大塚周夫がやっていて、それがずいぶん気になりました(笑)。こういう一部屋の中だけの映画だと脚本の力が問われるし、俳優の演技力も問われますね。12人とも素晴らしい演技でしたけど。ラストシーンの、裁判所から出てきて、お互いに名前を名乗りあうあたりが、僕は好みです。
でもやっぱり名作だなぁ。おもしろかったです。楽しめました。とはいえ、日本では裁判員裁判というのもありますが、裁判員になりたいような、なりたくないような。うーむ。この裁判制度も定着していきたのかな、あまりメディアも今は取り上げませんね。
ラリー・カールトンの「Room335」は、名曲で大ヒットした曲だけれど、大学に入学した直後。一般教養過程のクラスで新しく友達になった四人のうちのひとりはピアノが弾けてわりと音楽の素養があったのだが、彼は新潟県出身だったので、わりと標準語というか関東圏の言葉を使うのだが「これ、聴いてほしい。」とグイグイと聴かせてきたのが「Room335」でした。フュージョンミュージックで、もちろん大ヒットした曲なので僕も知っていたけれど、ラリー・カールトンは当時足がとても長くて金髪がカールしていて甘いマスクでギターを弾いていたので、てやんでぇ、と何故か思っていたのでした(笑)。
ま、でも何度聴いてもこの曲は名曲ですね。僕は学生時代はクルマを持っていなかったですが、カーステレオからカセットテープでこの手の音楽を鳴らしながらドライブした輩は多かったはず(笑)。
ジョージ・ベンソンの “Breezin'” (1976) だの、チャック・マンジョーネの “Feel So Good”(1977)だの、リー・リトナーの “Captain Caribe” (1977){作曲はデイブ・グルーシン}、フュージョンというか当時はクロスオーバーと言っていたような気がするけど、ま、ちょっと軽めで気持ちのいい音楽が出始めた頃でした。
プランター栽培できる樹木をネットで調べていたら、鉢植えにしやすいシンボルツリーというのが出てきた。ちょっとメモしておこう。
現地調査と菜の花の辛子和え
25日(月)
午前中に有機栽培の現地調査ということで書類やら圃場を実際に観ていただく。この時期なので田んぼにはなにもないのだが・・・。
26日(火)
昔、お世話になった方の訃報に接する。「縁は異なもの味なもの」なんて、今では落語のマクラでぐらいしか使われない言葉になってしまったような気もするが、やっぱり「縁は異なもの味なもの」という気持ちが自然と湧き上がってくる。あ、いえ男女の縁ということだけでなくて。若いときには気がつかなかったことも、今、こうして振り返ってみて、しみじみ感謝したくなることもたくさんあります。
春の雨の降る朝です。
濃霧とフキノトウと温湯消毒と「世界でいちばん貧しい大統領」
24日(日)
朝は濃霧。その後お昼前から雨。
うちの無農薬の畦畔からフキノトウを採取。
それから精米など。その後「秋の詩」の温湯消毒。
↑濃霧の朝の田んぼからの景色。
↓濃霧の朝のフキノトウ。
↓毎年おなじみ。種籾の浸種。
エミール・クストリッツァ監督『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』(2020)を観る。ドキュメンタリー映画。うーむ。ま、映画としては、たぶんもう一つかなぁ。でもまあ、「愛と闘争」を描こうとしたのはわかりました。ウルグアイの第40代の大統領ですが、「世界一貧しい大統領」だという感じは伝わってきました。
一つだけ。ホセ・ムヒカ氏のの映画の中のセリフ。「人類の罪の中でも、もっとも重罪だ。殺人を除けば一番重い罪だよ。人々を競わせる。資本主義の過ちだ。他人の金を使って収入を得る。労働によってではなく、他人の金を使ってだ。それが資本主義の本質であり真髄だ。」
政治の信条というといろいろあるんでしょうけれど、リーダーとしての物腰は、いろんな国のリーダーに見習ってほしい(笑)。
お金持ちがいたり、貧しいものがいたりするのは、世の中だから、まあ、そういうものだとは思うけれど、あんまり格差社会が広がるのは、暮らしにくくなりますよね。腹の立つことも増えてくるので(笑)。
ま、ご飯の上に蕗味噌をのせたり、出来立てのほかほかの蕗味噌をちょっと舐めながらビールをグビリとやるのも悪くはない。日本酒なら申し分ないんだけど、今、日本酒を飲むと歯に悪いような気がして、ちょっと控えています(笑)。
尊富士、新入幕優勝。110年ぶり。うーむ。なんだかすごく好青年に見えて応援したくなる(笑)。いや、なんだか書き方がおかしい。間違いなく好青年なんでしょう。
遠藤は前頭十六枚目で5勝10敗なので、まあ、ずっと元気はなかったが来場所が心配。宇良は前頭筆頭で6勝9敗。序盤3大関に勝って活躍したけど、いろいろあって負け越し。あの反則負けが痛かったような気がする(笑)。でもどの一番も宇良らしい相撲。怪我はいつも心配しているけれど。
25日(月)
朝から雨。
今日も忙しい予定。だが、どうも今朝から腰痛が・・・。
金融機関のハシゴと機械の搬入と『スタンド・バイ・ミー』と温湯消毒と浸種
↑うっすら白くなったんですが、よーく観るとホトケノザの上の雪には結晶が見えるような気がしています(笑)
22日(金)
朝、うっすらと雪で白くなる。昨日交換したトラクタのワイパーゴムにも積雪。
なんだか午前中は金融機関を回ってお金の出し入れ。通帳記入など。
長男はトラクタにあぜ塗り機をつけてくれる。
温湯消毒機の引っかけ式のコンセントを、とりあえず応急処置的に簡易につけてもらって動くようにしてもらう。
それから農協からフレコンの培土を一袋運んで、吊り下げると、どれぐらい伸びるのかあれこれテストしてして計ってみる。うーむ、当初の計画では、もうひとつチェーンブロックを使って吊り下げようかと思っていたが、うーむ、どうも現在のところでは高さが足りないような気がする。播種機の上にドンと下がって機械がつぶれても困るし。
23日(土)
朝から温湯消毒をするつもりだったが、430Lほど水を溜めたり、13度の水を電気で60度まであげるのに、時間がかかる。なるほど。ま、当然といえば当然ですわな。
有機の培土の受け入れなど。
ロブ・ライナー監督『スタンド・バイ・ミー』(1986)を観る。大学生の時に観たと記憶していたけれど、日本での公開は1987年の4月なので、すでに就職していますな。てことは京都の映画館で観たことになりますな。そうだったのか。当時はスティーヴン・キングのことはほとんど知らなかったしなぁ。12歳の少年たちの友情物語として観たと思いますが、やっぱり原作がスティーヴン・キングであるっことを知って観るのと知らないで観るのとでは、ちょっと違うような気がします。とはいえ原作は未読。
ラストのナレーションというか、「語り」があれこれ感じさせる脚本ということになっています。1987年当時は私も若かったし、この手の脚本に抵抗を感じたのを覚えていますが、今はわりと普通です(笑)。
その「語り」の中でちょっと語られている友達の移り変わりとかのリアルさが、よくわかるし、骨身に染みる。こんなことを書くのは恥ずかしいけれど、恋愛とか家族愛とはまた別次元というか別格の存在として友情というのが、僕の中にあって、不可侵みたいな思いではいるのだが、それでも時代や時の流れとともに思いは移り変わっていくし、移り変わっていってしまったと思っていても、不意に激しく燃えてきてしまったりして、困るのだ。
若い頃は少年少女が主人公の映画や小説がわりと嫌いで(笑)、バカにしているフシが私にはあって、学生時代にはいろんな人から児童文学を認めないのか、とか、「お前にも少年時代があったはずやろ?」などと、いろいろ叱られたりしたこともあったんですが、今から思えば、この映画を観た頃から、だんだんそういうことも、少しはわかるようになってきたのかもしれません。
『スタンド・バイ・ミー』というのは、もちろんベン・E・キングなんだけれど、ジョン・レノンも歌ってますな。♪ステンバーミー、ステンバーミー、ステンバーミーと歌っています。ビートルズ以降のジョン・レノンの歌声では一番好きだと思います(笑)。出だしのカットというか,ミュートを効かせたギターもいいですよね(笑)。
↑やっぱりスタジオ録音盤の方を貼り付けるべきだったかな。
結局15時ぐらいから温湯消毒と浸種作業。温度が60度まで上がればあとは10分間種籾をつけるだけだから、4回転させて、56kgの種籾の温湯消毒をして浸種に。
で、明日の分の水を入れている間に(430Lほどの水を入れる必要があるので)、ホームセンターで掃除道具を買いに出る。床をスクイーズする水切りや自在ブラシ、それからスポンジモップと10Lのバケツを一つ。
今日は水を使う仕事だったので、スクイーザーが活躍してくれました。ゴミ箱、ゴミ袋も準備しないとな。むひひひひ。意外と思われるでしょうけれど、私は基本的にきれい好きです(笑)。きれいにできるかどうか別にして、きれい好きではあります。ほんまですって(笑)。
迷った末に、今年はチェーンブロックの購入は見合わせる予定。そのかわり丸鋸を買うかも(笑)。
24日(日)
朝は濃霧。濃霧というと晩秋のイメージだが、春にも霧は出ますな。
早朝に温湯消毒機のスイッチをいれて、水温を上げはじめる。
田回りをして帰る途中で、うちの田んぼの畦畔にフキノトウが出ていたので、採取。毎年出るんです。除草剤をかけてない畦畔なので安心だし。
今日はこのあと精米と「秋の詩」の温湯消毒と浸種をする予定。
ペンキ塗りと畦畔の草刈りとワイパーゴムの交換とときどき猛吹雪と『コリーナ,コリーナ』
21日(木)
午前中は昨日塗ったペンキの上に二度塗り。ま、なかなかうまく塗れませんが、ようするにさび止めですから、ま、よしとしておきましょう(笑)。
お昼からは畦畔の草刈りにでる。
途中、猛吹雪になる。今日は何度も雪雲が流れてきて吹雪になりました。すぐまた晴れるのですが。
ワイパーゴムの交換。クルマのワイパーなら適合車種の情報も豊富だし、マニュアルのどこかに書いてあるのかもしれないが、トラクタのキャビンのワイパーである。型式がよくわからない。とりあえずアームからブレードを外し、ブレードからゴムを外してみる。あれ?ゴムを止める穴がないぞ?うーむ。長さを測るとちょうど40cm。400mmですな。で、ゴムの断面の形をよーく観る。ふむふむ。ゴムの溝の下に金属っぽいのが入っていますな。ふむふむ。で、ちょっと大きなホームセンターにいってあれこれ見比べる。うっ、たくさん種類がある。大きなメーカーだけでも3社ありました。これはいかん。とにかく400mmの長さのをいくつも出してきて、見比べる。うーむ。どれも違う(笑)。まあ、トラクタのワイパーだからなぁ。と、思いつつもっとも近そうなやつを買って帰る。ところが、これが入りまへんのや(笑)。幅が1mmほど広い気がします。しかもこのゴムには止める窪みがある。これでは無理やり入れても、最後のところがうまく収まらない、袋のなかで端が見えなかったのだ。やれやれ。
今度は家の近所のホームセンターへ。あら?品数は少ないけれど、ちゃんとゴムの溝の下に金属っぽいのが入っているではないですか。ゴムの幅も狭い。これに間違いない。しかも安い。買って帰るとすんなり入りました。やれやれ。最初からここに来ればよかった。
22日(金)
夜の間は晴れていたようだが、明け方少し雪が降る。またうっすらと白くなる。
ジェシー・ネルソン監督『コリーナ,コリーナ』(1994)を未明にやっていて、途中から観出したらやめられなくなる(笑)。ウーピー・ゴールドバーグの大きな口と演技にやられる。子役のティナ・マジョリーノもよかった。あと舞台は50年代なのでルイアームストロングやビル・エバンスなんかのレコードが出てくるのだが、それも悪くない。