現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

とりあえず積雪とPDFからの書き出しとリチャード・ティ




10日(月)
 朝起きたら、うっすらと積雪。その後も終日雪が降ったり止んだり。暖冬で雪のないまま終わるのかと思っていたら、いちおう、積雪しました(笑)。
 娘の送り迎えをしたり、買い物をしたこと以外、思い出せない(笑)。あ、昼寝もしました。だって寒かったんだもん。


 夕方からPDFの表をスプレッドシートに直したくて(というか最終的にはFileMakerのデータベースに読み込ませたいのだが)、いつもPDFを見ている「プレビュー」だとどうもうまくいかない。(うーむ。以前は、PDFでも表のところをコピーして、エディターにペーストしてプレーンテキストにすれば、うまくスプレッドシートの「Numbers」に読み込むことができたという記憶があるのだが・・・。)それでは、ということでアドビの「Acrobat」でやってみようと、ダウンロードしようとしたら、「Adobe Acrobat Pro DC」の無料体験版があるというので、使ってみる。「PDFを任意の形式に書き出し」という機能があって、ええ、なんなくExcelのブック形式で書き出すことができました。でも気をつけないと14日間の無料体験期間が過ぎると自動的に1580円/月という有料になってしまいます。「PDFを任意の形式に書き出し」という機能を使うのは年に一度か二度だと思うので。用が済んだら消さないと。


 夜は俳句をひねる。五つ句会に出せるのだが、四つはすぐできたのだが、もう一つが出てこない。


庭に雪が降る20200210



11日(火) 建国記念の日
 朝、散歩しながら、昨日の続きで言葉をひねくり回していたら、一句浮かびました(笑)。


 久しぶりに朝の連続テレビ小説「スカーレット」を観たら、いつの間にか喜美子は陶芸家として活躍しているし、八さんとは離婚しているし、武志は大学を卒業するようだし、マツさんは亡くなっていた。十日間ほど見なかっただけなのに、展開が早すぎていて追いつけない(笑)。


 野村克也監督が亡くなられたそうな。84歳。京都のお生まれです。おもしろくてすごい人でしたなぁ。ストレートなもの言いをボヤき口調で隠して、選手を叱咤し激励する新しいスタイルでした。野球ファンとしては、野球の奥深さをたくさん教えてもらったような気がします。謝謝。


 今、ちょうどNHKFMのラジオで「FMリクエストアワーリターンズ」というのをやっている。ああ、「FMリクエストアワー」なんだか懐かしいですな。よく聞いていた気がします。
 で、思い出したのが「軽音楽はあなたに」という番組。平日の夕方にだいたい一人のアーティストを取り上げて特集してました。そのテーマ音楽がStuffのMy Sweetnessでしたな。Stuffといえばリチャード・ティーのキーボードとスティーヴ・ガットのドラムでした。いやー、よく聴いたなぁ。気持ちよくなるんですよね、この二人の組み合わせは。リチャード・ティーの『STROKIN'』とか、和音というか、音の厚みが、実にファンキーですな。『STROKIN'』はカセットテープに入れていたはずなんだが、もう見つからない。というか見つかってもかけられないけど(笑)。それにしてもリチャード・ティーも早く亡くなってしまいました。なんとも。
 クロスオーバーとかフュージョンとか、まあ、呼び名は変わっていったけど、Stuffはドライブのお伴でしたなぁ。マツダファミリア、1.5L電子制御燃料噴射エンジンの「1500XGi」3ドアハッチバック。中古だったけれど、よく走りました。最初のクルマだったので、一番よく洗車してワックスをかけてました。何にも知らない僕は最初のうち洗車ブラシで洗っていたら、通りがかったクルマ屋さんが「ツジイ君、洗車ブラシはタイヤ用やから!ボディはゆっくりスポンジで洗ったって!」と声をかけられたのを覚えている。

Stuff - My Sweetness (1976)



Richard Tee [ STROKIN' / Live Video ] Steve Gadd ' 90

氷が張ったことと総会で会計報告とオコナイ



7日(金)
 朝は冷え込んで久しぶりに田んぼに氷が張る。
 今日は大津で県の総会。僕は会計なので決算と予算の報告と説明する。その後青年農業者の6人の発表と表彰式、それから情報交歓会。あれこれ刺激をうける。
 僕が就農した頃、有機栽培の勉強会でお世話になった高島市のTさんの息子さんが青年農業者として発表されたので、情報交歓会でビールを注ぎながらいろいろお話をさせてもらったのだが、一時は4haほど有機栽培をしていたけれど、今は1.5haほどに縮小したし、今はまだお客さんがおられるので作付けしてますけど、だんだん減らしていくつもりです、ということでした。「いろいろあるんですが、採算的にちょっと・・・。」ということでした。そうなのか。うーむ。
 終電で帰ってくる。田舎の終電はいろいろペーソスがある(笑)。
 三日分、いっぺんに更新するとなぜか写真が増える傾向にある。



8日(土)
 朝、散歩に出たら、途中から雪が降ってくる。
 おけそく、お花、お供え、ロウソクの注文をする。
 夜は地域の隣組の総会。
 僕はイワシの干物が安くてうまいし大好きなのだが、ま、すこし贅沢になるがウルメイワシの小さい干物が好き。これをちょっと炙ると、ビールには最高のアテになります。本当は炙るのがいいんだけど、最近のガスコンロは安全装置が働いて、網焼きを使用とすると火が勝手に小さくなってしまうのです。それでいささか炙り難くなってしまって、このところはフライパンでフタをしつつ焼くというスタイルに落ち着いてきた。ええ、フライパンでも途中で火が勝手に小さくなってしまうのだが、フライパンが熱くなってますからね。焼き過ぎる、炙りすぎるという失敗がなくなったのはうれしいです。



9日(日)
 朝、うっすらと雪があって田んぼが少し白くなっている。
 今日はオコナイさん。地域の氏神さんへ氏子がみんなそろってお参りする。その後直会。毎年のことだが、飲んであれこれ懇談。ま、氏神さんへお参りしているときだけ、吹雪いてきたりして、笑えるが、この冬の暖冬の話が出る。


 マイクリー監督『家族の庭』(2010)を観る。うーむ、なかなかリアリティがあるような気もするが、後味の悪い映画(笑)。ちょっとポスターから受ける印象とはぜんぜん違う映画でした。どうなんだろうなぁ、世の中、さみしい人があふれてるのかなぁ。映画の原題は『Another Year』。うーむ。


 もちろん、ワインの瓶を三本も並べて飲んだわけではないけれど、最近飲んだのを思い出して並べて描いてみた。うーむ。でも三本も並んでいるのはいやらしいね(笑)。ゴッホピカソもワインの瓶を描いていたけど、一本だけだったのような気がするなぁ(笑)。いやそんなことはないか。ってゴッホピカソと比べるなってか。
 コンビニでも一番安価なメルシャンのは、ショウガを入れてレンジでチンしてホットワインにしてみた。ええ、ま、悪くないです。ネットでホットワインを検索してみたら、いろんなレシピがたくさん出てきたけれど、冷蔵庫の中を開けてみたら、ええ、ショウガがちょうどたくさんあったのでした。身体が温まりますな。

「みなみゆき(南雪)」と『最高の人生のはじめ方』


 本日、二回目の更新(笑)。
 今日は午後近江八幡までドライブして説明会に参加してきたのだが、うちのあたりは雪は舞っても積雪0cmなのに、彦根の街を南へ抜けたらいきなり田んぼが真っ白だった。いや、米原辺りですれ違うクルマの屋根やボンネットに3cmほど雪を積んだクルマとすれ違うことが何度かあって、うん?と思っていたのだが・・・。能登川から安土、近江八幡と田んぼは真っ白。うちのあたりで言うところの「みなみゆき(南雪)」というわけですな。南の方が雪が多くて、驚いたが、ここ近年、この「みなみゆき(南雪)」が増えている気がする。僕は実際に「みなみゆき(南雪)」を体験したのは初めてだけれど、なんだか、うれしい(笑)。ま、ちょっとは南の方の人にも積雪の美しさと大変さを知っていただかないと(笑)。


 説明会は有機JAS認証とオーガニック米の出荷について。


 夜、ロブ・ライナー監督『最高の人生のはじめ方』(2012)を観る。主演はモーガン・フリーマン。西部劇の作家を演じています。ま、ひと夏の物語で、いささか話はうますぎるが、楽しめました。登場人物がみんないい人なんだなぁ。三人の娘を育てている隣に住むシングルマザーをヴァージニア・マドセンが演じていますが、はい、なかなかいい感じ。「娘たちに人生の喜びは心の探求だと教えてるの」というセリフがちょっと胸に染みます。
 しかしなんですな、邦題の『最高の人生のはじめ方』というのは、どうなっているのか知らないが。『最高の人生の○○』というタイトルがたくさんあるのはどういうことだ?なんだかとてもわかりにくいし、こんがらがるし、センスもない。原題は『The Magic of Belle Isle』。Belle Isleというのは避暑地の名前ですな。『マジック・オブ・ベルアイル』でいいじゃないか。


 野鳥を写真に撮るにはやはり望遠レンズ、というか小鳥が多いので超望遠レンズなんかが必要ですね。そうでないとだいたいこの写真のようにシルエットしか写らないということになりがちです。ま、肉眼でもだいたいシルエットでしか観えないんですけど。だいたい近づけませんしね。で、バックが明るいことが多いのでなかなか露出が難しいし、どうしてもアンダーになってしまいます。


 そうそう近江八幡までのドライブの御伴は桂米朝さんの落語。古い噺をいくつも聴けたけれども、やはり上品でうまいもんですな。


晴れ後雨か雪と『92歳のパリジェンヌ』


5日(水)
 しかしなんですな、二月になってもう五日。時の流れの速いこと。
 今日は天気予報通りのお天気となりました。午前中は晴れその後曇ってきて雨または雪。
 少し霜の降りた朝となりました。午前中は陽射しもあったので、お寺さんの配りものに歩く。歩いている途中に白梅が開いている庭を見つけたり、水仙が咲いていたり。立春も過ぎて春の気配を感じつつ歩きました。
 午後は曇ってきて雨から雪に。気温もグッと下ってきましたな。



日の出直前
日の出
鳥の名前はわからないが・・・。
大麦にも霜
畦畔にも霜
畦畔にも霜2


 パスカル・プザドゥー監督『92歳のパリジェンヌ』(2015)を見る。うーむ。尊厳死の映画だった。ちょっと理解できないところもあったが、実話を元にしたお話らしいが、映画としてはよくできているような気がする。タイトルからは思いも寄らないテーマの映画だったので、ちょっと最初面食らいました。92歳のパリジェンヌのおばあちゃんをマルト・ビラロンガが演じていて、いやぁ、うまいですねぇ。名演でしょう。その娘役をサンドリーヌ・ボネールが演じていますが、これもすばらしい演技です。


    「92歳のパリジェンヌ、マドレーヌの心得」

  • 人生は自分の力で生活できるうちが花
  • 子どもの世話にならない。愛する猫との自由な暮らしが幸せ
  • 荷物の整理は自分の手で。大切な人たちに大事に使って欲しいから
  • お花は葬式にではなく、生前に頂戴。葬儀の花は悲しすぎるわ
  • 最後に好きなものをたくさん食べる。サーモン、キャビアシャンパン!



ということらしいが、まあ自分の人生は自分のもの、ということなんでしょうね。ま、その通りなんでしょうけれど、このあたりはいかにもフランス人ぽい感じもします。って、フランス人の知り合いは一人もいませんが(笑)。
 しかし、尊厳死とはいうものの、死ぬときだけでなく、すべての人のはじまりも終わりも、というか人生そのものが、尊厳あるべきもののはずなのでけれど、まあ、それは日本国憲法が、13条に「すべて国民は、個人として尊重される。」とあるし、24条2項に「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。」と規定してますな。まあ憲法で規定されていようがされていまいが、愛したり愛されたり、尊敬したりされたりして生きていきたいものです。
 まあ、しかし「死」というか、死に方、あるいは死に場所を自分で選びたいという気持ちはよくわかります。野生のゾウは自分の死を確信すると、群れから離れてゾウの墓場に向かう、というのもありましたね。ウソかホントかはわかりませんが。日本でも「姨捨山伝説」もありますしね。いや、まあ、なかなか難しいんですな。死に方、あるいは死に場所を自分で選ぶということは。山田風太郎『人間臨終図巻』を読むとそういうことがよくわかります。


6日(木)
 積もってはいないが、朝からふわふわとした雪が舞っている。風が冷たくて、この冬初めて朝の散歩の時に手袋をつけました。
 午前中は事務仕事をすこしして、午後は近江八幡でオーガニック米の説明会に行く予定です。
 日の出の陽射しもあれば、山は雪の模様だし、目の前にふわふわとした雪も舞ってます。


湖北の山々20200206

立春と大麦の追肥と『フラワーショウ!』と『続・無肥料栽培を実現する本』とニンジン


 立春
 百姓としては立春というとなにか、どこか心弾むような響きを感じてしまうな。ま、日本列島は縦にも長いので、まだまだこの時期、♪春は名のみの〜、ということになりがちですが。
 今日はとてもよく晴れて、気持ちのいい立春でした。風もまあそんなに強くはなかったし。もっとも朝の犬の散歩の時は日の出直前だったのですが、北の方から時雨雲が流れてきてざーっと雨に濡れたのでしたが。


 というわけで午前中は大麦に追肥をする。ええ、大麦の肥料はいわゆる一発肥料というやつで、何度も散布しなくても、一回の散布でいいようになっています。被覆肥料になっていて、ゆっくり溶け出す肥料が入っているのですが、播種の時に思っていただけの分量の肥料が落ちなかったので、肥料分が足りないということで、今日は硫安をすこしまきました。

 肥料をやっていたら、天気もいいし、散歩している人もいて、三人の人から声をかけられる。一発肥料で麦の施肥をしている人が多いので、追肥している男を見かけると、ちょっと声をかけたくなるんでしょうな。ま、それもわかります。
「こんにちは。麦の追肥?一発肥料やったら、追肥はいらんのやろ?」
「ええ、農協は実肥はすこしやったほうがいいかも、と云うてますけど、ちょっと播種の時に肥料がしっかり落ちなかったので。こうしてちょっと追い肥してます。」
「ああ、ほうなんか。あははは。ほら、丁寧に。むふふふ。」
と冷やかされてしまい、みたいなことなのだが、ま、いいんです。
 久しぶりの田んぼでの作業。動力散布機を背負って畦畔をずいぶんと歩きました。天気はよくても風は冷たいので、気持ちのいいことでした。
 午後はお寺の年番の仕事をすこし。
 夜は寄合い。この時期年度替わりで総会が続くので、その準備。


 ヴィヴィアン・デ・コルシィ監督『フラワーショウ!』(2016)を観る。もちろん僕らの世代ならフラワーショウと云えば「♪ようこそ〜みなさまぁ〜、ご機嫌よろしゅ〜、歌って笑ってフラワーショウ、どうぞぉ〜よろしく願いますぅ〜」という浪曲漫才というのか、歌謡漫才というか、楽器をもって女三人の漫才トリオです(笑)。
 どうもね、実話らしいのだが、なんだかなぁ、もうひとつでした。庭は美しいと思いましたけど。ま、いろいろわからないところもたくさんあるが、ストーリーが中途半端な気がします。うーむ。


 そいういえば忘れていたが、昨日の大津での会議の行き帰り、電車の中で岡本よりたか著『続・無肥料栽培を実現する本』(マガジンランド)を読了する。『無肥料栽培を実現する本』の続編なのだが、ええ、田んぼではなく畑の作物の無肥料栽培を実現するための本なんです。“ビギナーからプロまで食の安全を願うすべての人々へ”とも書いてありますな。水稲を中心の僕には畑作物が中心なのであまり役に立たないようにも思われるのですが、これが岡本よりたか氏は植物が自然界の中でどういうふうに生長していくのか、その原理原則を指摘されるので、とても刺激になります。要するに応用が利きそうな気がするのですね。
 それから電車の中のマスク着用率は50%を超えてましたな。僕も行き帰りでマスクを換えてバッチリマスク男に。


 昨日、畑のニンジンが何本か抜かれて、外の洗い場で水洗いされていた。金時ではなくて西洋系のニンジンですな。本来は秋冬が旬なのだろうけど、ちょっと蒔く時期の調整なんかで、この時期まで畑にあったんでしょうな。iPhoneで撮った写真を見ながら描いてみたけれど、あの鮮やかな緑の葉っぱがうまく描けませんな。子どもの頃ははニンジンは嫌いだったけれど、今はむしろ好きというか、嫌いなものがなくなってきました。というか納豆以外ならたいていおいしく食べられます。

総会と『ALONE/アローン』と『プライベート・ライアン』と『ブルゴーニュで会いましょう』と会議


2日(日)
 今日は午前中は地域の自治会の総会。午後は農事組合の総会。夕方から慰労会。慰労会ではいささか飲みすぎ二次会の居酒屋のカウンターで腕組みをしたまま首を前にがくんとしたまま居眠りしてしまうという失態。やれやれ。世の中どうなっとるのかね。


ときどき、思い出したように筆ペンや筆風のサインペンを出してきて、字の稽古なんぞをしてみるのだが、うーむ、線に自信のなさが出てますな(笑)。うーむ。どないもこないもありまへん、さっぱりわやですわ。




 ファビオ・レジナーロ/ファビオ・グアリョーネALONE/アローン』(2016)を観る。うーむ。砂漠の真ん中で地雷を踏んづけてしまったまま動けない男という着想はおもしろいけど。ちょっとひねりが足りないか。うーむ。


 スティーヴン・スピルバーグ監督『プライベート・ライアン』(1998)を観る。今更ですけど、初めて観ました。辞書を引いたらprivateは「軍隊の階級のひとつで、アメリカ陸軍などの二等兵に相当する。」とありました。そうだったのか。知らなかった。いやー、すばらしい映画ですな。はいはい。最初のノルマンディ上陸作戦の場面から鷲掴みにされました(笑)。圧倒的な戦闘シーンの映像ですし、主演のトム・ハンクスと彼の部下たちとの人間関係もよかったです。
ま、ただ四人兄弟の全員が戦死しないようにという措置や戦死者の家族に送られる手紙などには、いかにも政治家臭を感じてしまいます。戦争は結局そういうものなのでしょうけれど。それと最初と最後のはためく星条旗がちょっと気になりました。


 ジェローム・ル・メール監督『ブルゴーニュで会いましょう』(2015)を観る。フランス・ブルゴーニュのワイナリーの話。ワイナリーが経営不振で売却されそうになっているところへ、ワインの評論家をしている息子が帰ってきてワインづくり、ブドウ栽培を始めるという話。ま、よくある農家の後継者問題でもあります。映画としては、どうなのかな、ま、あまりに予定調和だし、話がうまくいきすぎ。ワインの勉強には少しなるかも(笑)。でもブルゴーニュのブドウ畑やワイナリーが美しいです。ワイナリーはまさにお城みたいだし。でもってみんな誇りを持っているんですな。ブルゴーニュボルドーってやっぱりライバル関係なのでしょう。
 主演のジャリル・レスペールがやりはじめた新しいこと(古いこと?)は、ちと無謀だし、そんなアホな、と思えることが多いけど、あまりに機械と化学に頼りすぎてもねぇ、本物のワインとは何なのか。隣の畑の真似をしてもダメ、というセリフがあったけれど、ま、米農家としても、いくつか刺激にはなりました。この映画のように調子よく行かないことは、よくわかっていますが(笑)。


3日(月) 節分
 朝から風もなく穏やかに晴れている。これはこれは。
 朝のうちお米の配達。午後は大津で会議の予定。
 豆まきはするのかな?このところしてないか。明日はいよいよ立春

山が白くなったことと酒かすのラーメンと事務仕事など


31日(金)
 朝から北の風が強く、雨が降ったり、雪が降ったりしました。でもこのあたりでは積雪はなし。山は白くなりましたが。


 午前中は事務仕事をすこし。午後は農協へいってお金の出し入れ。
 昼に娘を迎えに行ったついでに、うまいと評判のラーメン屋さんに寄る。娘は魚出汁の醤油ラーメン。僕は酒粕のラーメンをいただく。いや、うまかったです。酒粕の風味がなんともラーメンのスープにも合いますな。娘もラーメンを完食するのは珍しいことではなかったか。娘は杏仁豆腐をテイクアウトしてきたのだが、ははん、みんながおいしい、と言っていたのはわかったわ。普通の市販の杏仁豆腐とはぜんぜん違う。と申しておりました。


 夜、今度の日曜にある農事組合の総会の資料をKeynoteに取り込む作業をする。KeynoteWindowsでいうとPowerPointにあたるプレゼンテーションソフトです。アップル製品には無料でついてきます。ま、無料ですがそこそこ使えます、というかジョブスのプレゼンはKeynoteでしたね。ええ、僕もいつもジョブスと同じグラデーションのテーマを使っています(笑)。Keynoteはまあ、ワープロ表計算ソフトが使えれば同じように直感的に使えるのがありがたいです。毎年、iPhoneからプロジェクターに映しています。ですので総会が長引くと、iPhoneの電池の残量が気になりだします(笑)。


 一月も今日で終わりますな。
 机の周りを整理していたりしたら、たぶん数年前に描いたネギの落書きが出てきたけど、けっこう時間をかけて描いている雰囲気がありますな。たぶん鉛筆で下書きをしてますな。


 このところ桂雀太の落語やラジオをちょっと聴いています。たとえばこの「代書」枝雀さんのバージョンの変形ですけど、まあ、枝雀さんの孫弟子ですから、それでいいのですが、枝雀さんのがおもしろすぎるので、やはり気になるところは多いのですが、枝雀さんの弟子の不幸は枝雀さんがすごすぎたことなんですけど。でもムードはありますな。いかにも上方落語風の。
 もうすっかり生の落語を聴くこともできなくなってしまって、YouTubeやCD、DVDをもっぱらにしているので、特に若い噺家さんのことは、すっかりわからなくなっています。でもいろいろ賞をとった噺家さんはニュースになるので、ま、名前だけは覚えるようにしていますが、ええ、昔は覚えようとしなくても、好きなことは、自然と覚えられたんですが、今は覚えておこう、と思ったことも、すっかり忘れてしまって、覚えられないということばかりになってしまいました(笑)。雀太さんは、けっこうたくさん賞をとってる人なので、すっかり覚えてしまいましたが、あ、そういえば桂華紋も思い出した。華紋さんもおもしろいです。


一番★LIVE 桂雀太 演目「代書」



1日(土)
 田んぼには雪は積もってないけど、山は昨日よりさらに白くなってますな。
 曇り空で北風の強風。いやはや。


 午前中は明日の総会の準備で資料の印刷と打ち合わせなど。
 午後は事務仕事を頑張る予定。ええ、あくまで予定ですけど。


 MacOS Catalina をVer.10.15.3にアップデートしたら、ここひと月ほど続いていたsafariはてなブログの不具合が解消した。うれしい。このところFirefoxを常用していたが、またsafariに戻せます。

少し白くなった山々20200201