現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

しかしなんだな。からはじまる文章。事務仕事と万年筆と手元不如意(てもとふにょい)

有機大豆の出荷と畦畔の草刈り。紅梅とサンシュユと馬酔木とオオイヌノフグリとタンポポ

今日は朝からよく晴れました。風は西風が強く、寒かったですけど。お天気がよかったので、写真が多いです(笑)。 朝、浸種の水を交換。ま、毎日もする必要はないと思うのだが・・・。 その後、畦畔の草刈りに出る。お昼まで。 お昼に有機大豆の出荷で湖北町の…

総会と『十二人の怒れる男』と “Room335”  と鉢植えにしやすいシンボルツリー

朝から雨。午前中は事務仕事など。 午後は浅井水田農業研究会の総会。うーむ。まあ、いろいろ問題はありますな。要するに農家の高齢化ということでしょうけれど。 そういえば、シドニー・ルメット監督『十二人の怒れる男』(1957)を観る。2度目。一度目はレ…

現地調査と菜の花の辛子和え

25日(月) 午前中に有機栽培の現地調査ということで書類やら圃場を実際に観ていただく。この時期なので田んぼにはなにもないのだが・・・。26日(火) 昔、お世話になった方の訃報に接する。「縁は異なもの味なもの」なんて、今では落語のマクラでぐらいしか使…

濃霧とフキノトウと温湯消毒と「世界でいちばん貧しい大統領」

24日(日) 朝は濃霧。その後お昼前から雨。 うちの無農薬の畦畔からフキノトウを採取。 それから精米など。その後「秋の詩」の温湯消毒。 ↑濃霧の朝の田んぼからの景色。 ↓濃霧の朝のフキノトウ。 ↓毎年おなじみ。種籾の浸種。 エミール・クストリッツァ監督…

金融機関のハシゴと機械の搬入と『スタンド・バイ・ミー』と温湯消毒と浸種

↑うっすら白くなったんですが、よーく観るとホトケノザの上の雪には結晶が見えるような気がしています(笑) 22日(金) 朝、うっすらと雪で白くなる。昨日交換したトラクタのワイパーゴムにも積雪。 なんだか午前中は金融機関を回ってお金の出し入れ。通帳記入…

ペンキ塗りと畦畔の草刈りとワイパーゴムの交換とときどき猛吹雪と『コリーナ,コリーナ』

21日(木) 午前中は昨日塗ったペンキの上に二度塗り。ま、なかなかうまく塗れませんが、ようするにさび止めですから、ま、よしとしておきましょう(笑)。 お昼からは畦畔の草刈りにでる。 途中、猛吹雪になる。今日は何度も雪雲が流れてきて吹雪になりました。…

ホトケノザと湛水直播と孫の手と春分の日の荒天

↑畦畔の草刈りをしていたら、川べりでホトケノザがたくさん咲いていた。春の七草のホトケノザとはまた違うらしい。「春の七草」のホトケノザはキク科のタビラコとのこと。 19日(水) 午前中は湛水直播の機械利用組合の役員会。ええ、役員会に出席している役員…

終日強風と切った木の始末と畦畔の除草

終日、強風。いやはや。 午前中は先日切った欅の枝をチッパーかけてもらおうと運ぶ。それから別の田んぼの水路の中から生えてきた木(榎?)が邪魔になってきているので、これも枝を切る。 ところが概ね終わったところでチェーンソーのチェーンが外れてしまう…

農事組合の水路掃除と安田明夏先生に入門しましたの巻

今日は農事組合の水路掃除で午前中は圃場整備地区、午後は新田地区とみなさんにお世話になりました。きれいになりました。ありがたいです。ちょっと雨も心配していましたが、ポツポツ程度でありがたかったです。 私は昨日の木に登ってのチェーンソーを使う枝…

川の法面の草を焼くことと欅の枝を切ることと春の宴で世の中の美しさにも気づくこと

15日(金) よい天気。気温も上がって四月並らしい。 12時のお昼から農事組合の役員さんに集まってもらって、川の法面の草焼きをする。昨日もよい天気だし、今日もいい天気だし、風速1mほどで、絶好の草焼き日和。でもちゃんと消防署に草焼きしますと連絡して…

草焼きの延期とチップ化作業と「花山院の出家」とキックバイク

11日(月) 東日本大震災から13年目の3月11日。 阪神・淡路大震災からは29年。 今年は正月に能登半島地震。未だに水道が復旧していないところも多い。この国は地震の多い国なんだから、震災については思い出したり考えたりしなければならないことが多いはず。…

表計算ソフトで終日すごす

↑NHKの大河ドラマ「光る君へ」のお遊び企画「かなふみ」で遊んでみる。「すぷれつとしひとにすうじいれけいさんさせればけっかはうつろはるうらら スプレットシートに数字入れ計算させれば結果はうつろ春うらら」と書いたつもりなのだが、よくわからないこと…

お米の完売と精米とゴロゴロと『トップガン マーヴェリック』としじみのみそ汁

本日、「みどり豊」、「秋の詩」につづいて「コシヒカリ」も完売いたしました。ありがとうございました。 これで令和5年産はぜんぶのお米が完売です。ありがたくうれしいです。 令和6年産もおいしいお米になるように頑張ります。 ご予約していただいている…

新しい万年筆と『不揃いの木を組む』

8日(金) 朝のうちに精米など。 午後は例のチッパー作業に出たが、作業をはじめる前に雨になる。チップ化には湿り気、水分はよくないというので、作業はすぐに中止になる。やれやれ。 さっき、新しい万年筆が届いた。新品を買ってしまった。とりあえず試し書…

オオイヌノフグリが咲いていました

↑畦畔にはオオイヌノフグリが咲いていました。圃場の中にはタネツケバナの白い花も咲いていました。 種浸けの季節にもなってきましたかな。まだ農協から種籾は届いてないけど。7日(木) 朝のうちに精米など。 午後は村の用事で桜並木の伸びすぎた枝を冬の間に…

和泉式部の歌を不意に思い出すこと

大河ドラマで紫式部が主人公になっているけれど、ふっと和泉式部を思いだす。百人一首の歌は「あらざらむ この世の外の 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな」で、たぶんこれが一番有名ですね。若いときは別にどうということは思わなかったのだが、この歳…

啓蟄の字の稽古と窮鼠が猫を噛むかもしれないこと

5日(火) 啓蟄 ↑字の稽古。笑える。終日、雨の啓蟄でした。 精米の後、なかなか事務仕事がすすまない。やれやれ。毎年のことだが、このままだと今年も窮鼠猫を噛むぜ。 ↑啓蟄の夜に何を聴いていいのかわからない。雨の夜だし、虫もまだじっとしてそう。 でも…

『デヴィット・ストーン・マーティンの素晴らしい世界』とチャールズ・ロイドのあれこれ

精米して事務仕事。といきたいところだが、事務仕事はこれから。ああ。 村上春樹『デヴィット・ストーン・マーティンの素晴らしい世界』(文藝春秋)読了。そうか、そういうイラストレーターというかデザイナーだったんだ、デヴィット・ストーン・マーティン。…

うっすらした雪に春の朝の光

3日(日) 今日も朝にはうっすらと積雪。 春の朝の光があたって美しい。3月3日の朝。 ↑日の出直前の気配。 ↑奥は大麦。手前は土筆。 ↑土筆に雪と霜? ↑大麦の圃場と奥に湖北の山。一番奥の中央、ちょこんと三角の頂きは己高山。 ↑大麦の圃場。 ↑庭の枯れ草にも…

瓶と缶100㎖あたりのビールの単価比較と苗代準備と『植物と暮らす12ヶ月の楽しみ方』

↑贅沢なアテはいらない。などと書いているが、あまり贅沢なアテで飲んでいる記述はこれまであまり見当たらない(笑)。1日(金) 今日から三月。なんだか終日雨が降ったり止んだり。 午前中は精米など。午後は事務仕事など。支所に行ったり、農協に行ったり。 第…

水路に水を引いてきたことと棋聖戦と「松樹千年翠」と二月尽

早起きして精米など。 それから、苗代をする田んぼに水を入れて、長男に代かきしてもらう。うちの苗代は露地プール苗代なので、土を平らにしてその上に苗箱を並べるのです。 なにはともあれ、水路に水を引いてきて田んぼにいれるとしみじみ春を感じますな(笑…

冷や酒と寄り合いと凧揚げと天下を取った気分と『お家、見せてもらっていいですか?』

23日(金) 天皇誕生日 弟夫婦が、お正月に帰ってこれなかったので、父と母に顔を見せに帰ってくる。奥さんがあれこれオードブルなんかを用意してくれて、あたしはもっぱらビールとお酒の準備。久しぶりにキリンラガーの大瓶を1ケース買ったり、何本か吟醸酒を…

「秋の詩」の完売と庭の梅の開花と「忄」の書き順と東京大学大学院からの封書

↑うちの庭の白梅も咲きはじめました。すでにあちこちが満開という梅の便りが届いていますけれど、 うちの白梅は毎年遅いので、これでも例年より十日は早いような気がします。 ありがとうございます。皆様のご贔屓のおかげで有機栽培米「秋の詩」完売いたしま…

精米と事務仕事と刺し身を買ってきてビールを飲んだこと

22日(木) 精米とあれこれ事務仕事など。23日(金) 天皇誕生日 ああ、事務仕事。今日はお正月に帰省できなかった弟夫婦が顔を見せにやってきてくれる。

寒暖の差が大きいことと『スピード』と「ミサ曲ロ短調」とマタイとヨハネの受難曲

ここ数日、寒暖の差が激しくて、昨日は季節外れの暖かさとお天気おねーさんはおっしゃっていたけれど、ちょっと異常な暖かさでしたよね。だから今日は寒いと感じたけれど、こうしてグラフで観てみると、平均気温より高いんですね。グラフを観るとこの冬が暖…

流しの上の蕪と広告と「おかしきことこそめでたけれ」と身だしなみと二十四節気の「雨水」

19日(月) 二十四節気の「雨水」 今日は雨ですが、こちら季節外れの暖かさです。春一番はもう吹いたんでしたっけ? 精米と事務仕事。やれやれ。 そういえば、先日、人気YouTuberのなんとかいう黄色いサングラスをかけた若者が、月収が4000万円だと話していた…

「流水不争先」流水は先を争わないぜ。

「流水不争先」 流水先を争わず 出典はわかりませんが、もともとは禅の言葉のようです。自然体であるがままに、ということなんでしょうけれど、あーた、自然体でいる、なんて、まあ、とても難しいことですわなぁ。競争する心が進歩や発展、変革の原動力でし…

ネコヤナギと梅の便りと蕎麦をたぐること

15日(木) 午前中は精米と精米機の掃除など。精米機の掃除はまあ毎回、毎日のようにやっているが月に一度は精米部分や石抜きや選別も全部ばらして掃除。最初の頃は精米部の組立にちょっと手間取ったりしたが、今はずいぶん慣れてスピーディにやれるようになっ…

春の陽射しと「きらみずき」の研修会と『プリティ・ウーマン』と”Walkin' Shoes”

↑緑肥にするへアリーベッチと菜の花。昨秋の播種のとき菜の花の種は蒔き過ぎで途中でなくなったので、へアリーベッチも途中から混ぜて播種することに・・・。さて。 今日は滋賀県の新品種「きらみずき」の栽培研修会が近江八幡であったので、参加してくる。 …