現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

一日雨。ジャックダニエルズのこと。

今日は一日ショボショボと雨が降っていました。秋雨前線停滞という感じでしょうか。さっきラジオの天気予報を聞いていたら、明日の朝午前三時に雨が上がります、てなことをおっしゃってましたが、なるほど午前三時にね。ありがたいことです。
そんなこんなで今日は稲刈りに行けず、籾摺りをしようと思ったら、スロワーからガラガラ異音がして、あれれ?、と良く調べてみると、スロワーのプロペラの腕やら枠が磨り減って穴が開いているところが数ヶ所。いやはや。枠に穴が開いたところはガムテープで封をして、プロペラの腕の穴は農協で溶接してもらって応急処置。籾殻をすてる耕耘機のリヤカーのタイヤがパンクでチューブを交換したり。そんなこんなで午前中が終り、午後からは籾摺りと籾殻捨て。本当は明後日の米の検査に米を農協に出したかったけど、雨は降っているし、次男のスイミング教室の送り迎えがあったりして、米を出すのは諦めて明日出すことにしました。


スイミング教室の迎えの帰りに久しぶりに「ジャックダニエルズ」をコンビニで買って飲んでいます。久しぶりの味。開高健の『輝ける闇』の冒頭にジャックダニエルズが出てきて、文章にイチコロになり、もうそれ以来のジャックダニエルズファンなんだけど、ウィスキーの人気もなくなって、ずいぶん安く飲めるようになりました。今、ウィスキーでそこそこの値段がするのはシングルモルトぐらいになってしまいましたね。いやはや。これで、いいのか、わるいのか。農業を営むものとしては、原材料の小麦やらトウモロコシやらの値段、ウィスキーの醸造蒸留の過程やら運送費を考えると信じられないような値段ですけど、そうでもないのかな?ウィスキー工場もシステマチックにオートメーション化してるのかな。などと、琥珀色の液体を眺めたり嗅いだり、舐めたりしながら考えています。


そうそうジャックダニエルズを買おうと思ったのは、昨日投句した俳句の一覧が送られてきたからで、これから俳句の選句をする楽しみがあります。いや、これがなかなか楽しいのです。でもって、少し濃いアルコールが入っているほうが、選句に勢いが出ていいのではないかと、ふと、思ったのです。って、いい訳ですが。


iTunesQuickTime、Front Rowのアップデートが出てますね。