現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

百人一首の暗唱の宿題がでているらしい

tsujii_hiroaki2009-12-26

ちょうど長女が冬休みの宿題で百人一首をおぼえるというがあって、苦労している。うちはあまりカルタもとらない正月だったから、まあ、無理はないのだが、「こんなのおぼえてなにになるん?」「リズムがよくないやん、五七五七七になってない」「“もがな”とか“よとや”とか“ならなくに”とか、なんなん」「意味わからん」「これ、ええ歌なん?名歌なん?」「百もおぼえるなんて、無理!意味なし!」などと、今どきの高校生なら言いそうなことはだいたい言いつつ、百首の意味の書いてある便覧もながめつつ、テレビの歌番組を観ている。それでもカルタは拾いたいらしく「最初の方の有名な歌はあかんの、後ろの方のみんながあまり知らん歌を覚えたほうがええんやろ」などと、言っている。小学生の次男までもがいくつでもいいけど、いくつかは覚えてくるというのが宿題らしい。でも次男は落語の「崇徳院」の“せをはやみ”の句を覚えているので楽勝よ、などと一首覚えていたので喜んでいたりしている。
百人一首を覚える意味とか、なぜ高校の国語の先生が毎年百人一首の暗唱を宿題に出したりするのか、とても僕には説明は無理だし、父親としてはカルタを出してきて、家族でカルタ取りやって盛り上がるのが一番いいとは思いつつ、なかなかその時間もないので、ふと話題のマンガ「ちはやふる」を七巻まで買ってきて僕と長女と次男で一気に読み始める。競技カルタの少女マンガですけど、2009年のマンガ大賞受賞だそうです。ま、マンガのおかげで、長女の気持ちもいささか盛り上がったかというところ。うーむ。
まあ、そんなこんなでカルタはせねばなるまい、この正月は。僕が読み手になってもいいのだが、僕も拾いたい。CDもあるので、ランダム機能で読んでいただこうか。