現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

今日も暑いこととFileMaker Go for iPad

草刈り

今日もむちゃくちゃ暑かったですなぁ。たまりませんわ。
“朝飯前”に穂肥をやって、これで5月末に植えた「コシヒカリ」も穂肥をやり終える。完全無農薬有機栽培米は、穂肥をやるなら発酵鶏糞なのだが、今年は実験的に穂肥なしで、菜の花の緑肥だけで米作りをしてみようと思っています。収量は落ちるでしょうけれど、どんなものになるのかやってみなければわかりませんからね。とはいえ農業はその年その年の天候によって同じように作っていても決して同じように収穫できるわけではないのですけれど。
そんなこんなで遅い朝食をたべて、田回り。ここのところの猛暑で、土がすっかり乾いてしまって白くなってしまった田んぼもあるので、水を入れる。この時期、まだ比較的水の入らない時期でもあるのだが、少しは水もないといけませんわな。出穂期になると水がたくさん必要になるので、じゃんじゃん水を入れるのですが、それまでに一度、土を固めておかないと、倒伏しやすいですし、コンバインも入れなくなりますからね。


あれこれ用事があって昼寝はなし。午後遅くから畦畔の草刈りに出動。日没まで草刈り機を使う。
ご近所の農家ではだんだん高齢化してきて、この時期、一度草刈りをして、少しまた畦畔に雑草が伸びてきたところで、除草剤を使うところが多くなってきました。今この時期に除草剤を使うと、うまくすると稲刈りの9月まで草刈りをしなくてもすむことがあるからです。
暑い中、草刈り機を振り回すことを考えると、いささか除草剤を奮発してもいいか、と思いたくなります。
まあ、でも僕は我慢、我慢。あまり生き物多様性だとか、薬害だとか、そういうことは言うつもりはないのですが、このどうしようと夏草の茂る時期に、畦畔が除草剤で茶色くなっているのが、美しくないと思うからです。雑草が生い茂っているのも美しくないし、歩けないし、カメムシは寄ってくるし、何一ついいことはないですが、夏草の茂る、草いきれのこの時期に、茶色く草の枯れた、白く土の乾いたのが見えるなんていうのは、本当に美しくないし、不自然さが残ります。
この時期、除草剤を使わないと、稲刈りまでにもう一度か二度、草刈り機を振り回すことになります。歳をとってきて、そういうことがこの暑い時期にできないとか無理だとか、思うようになったら、僕も除草剤を使うかなぁ。どうなんだろう。
丁寧な草刈りをされる百姓はたくさんおられますし、僕も丁寧にやっているつもりですが、畦畔の草が刈りはらわれて、田んぼの稲がすっくとよく見える田んぼというのは、本当に美しいものですわ。田んぼの写真、棚田とか、あれこれときどき見かけますが、本田の様子以上に、田んぼを美しく見せるのは畦畔の雑草が刈りはらわれた、管理の行き届いた田んぼです。プロの田んぼのカメラマンは、そういうことをよく知っておられるなあとお見受けしております。


データベースソフト「ファイルメーカー」愛好家のあいだでは、今日は朝からFileMaker 純正の FileMaker Go for iPhone/iPadの話題でもちきりです。iPadiPhoneのようなデバイスで本格的なデータベースガ使えたら、仕事ではもちろん、あれこれいろんなことに便利なのはよくわかりますからね。
間違いなくクリックしてしまいそう。ああ。iPadファイルメーカーが使えるなんて!しかし4600円です!!!!!ものすごく高いのか!!!それとも安いのか!!!判断が難しいところ。しかし有料アプリでも300円が多い中で4600円ですからね。でもあのファイルメーカーですからね。微妙なところです。僕ならiWorkと同じ1200円ぐらいの値段にしたと思いますが・・・。4倍か。でもそれぐらいの値打ちはあるかも。って、だんだんコストパフォーマンスがわからなくなってきます。いやはや。やれやれ。