現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の除草剤の散布と

夏の雲

朝起きて、田回りして、ラジオ体操の終わる頃、草刈りに出る。
8時過ぎに朝食。で、大豆の圃場の溝を切ってあるところはテーラーで中打ちができないので、草がずいぶん生えてきており、除草剤をまく。本当は鍬で土寄せしないといけないんですが、まあ、しようがありません。鍬の作業ですませられる面積でもありません。うーむ。
大豆に除草剤を散布することにしたのは去年からで、それまで大豆用の除草剤があることを知らなかったのでした。というか父は大豆の葉や茎にかかっても大丈夫な除草剤があることを知らなかったし、使ったことがなかったのでした。要するに中打ちできないところで、生えてきた雑草は草刈り機で刈り払うという方法だったのです。しかし、これもなかなか夏の炎天下の作業としては、過酷なものなのですよねぇ。それで生えてきたものは仕方がないということで、秋、大豆の刈り取り前に刈払機で倒してしまうということになるのですが、これもなかなか大変です。刈り取ってはいけない大豆と刈り取るべき雑草が混在している状態ですからね。
でも今年も中打ちが二回できているので、除草剤の散布も畔周り等わずかな量ですみました。ありがたいことです。


夕方から田回り。
明日からすこし留守にするので、あちこちの田んぼに水を入れる。明日の朝、早いので、父に水を止めてもらおう。お米は昼夜の寒暖の差が大きくなるとおいしくなると言われています。例年お盆をすぎると夜の気温がぐっと下がってきたりするのですが、なんだか今年は夜も気温が高めです。それで夜に田んぼに冷たい水を入れていくぶんでも温度を下げます。
それから刈り取り直前まで水を張って粒の張りや大きさを確保するのですが、いつまでも水を張っていては、コンバインという大きな機械が田んぼに沈んでしまうことにもなりかねませんから、あれこれ気を使うところです。


夕方、田回りのときに入道雲から雷が鳴ったりしていたのだが、雨は降らず。