現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りと台風とソーラン節とネットラジオ

1日(木)
旧暦では八月四日、二百十日である。
昨日出荷しておいたお米の検査。まだあきたこまちが多くて、「コシヒカリ」は少なかったですが、検査官から大変きれいな米ですね、丁寧に作られているようですね、などと褒めていただいて気分が良くなる(笑)。
その後稲刈り。昼食のあと、隣村にある田んぼで稲刈り。台風の影響かときどき黒い雲が流れてきてちょっと雨が降る時がありましたが、稲刈りが出来ないほどではありませんでした。なんとか予定通り終了。
その後夕方まで籾擦り。米の出荷とヌカ捨てなど。


2日(金)
今日は台風で稲刈りが出来ないかと思っていたが、朝、犬の散歩に出たら、コンバインがすでに動いており、またそこへ一台、コンバインがやってきた。いやはや。レーダーで雨雲の動きを見ていると、11時ぐらいまでは雨も降らないようだ。なんとか田んぼ1枚刈れるかな、と慌てて家に帰り稲刈りに出発。
稲刈りは順調に進んだのだが、なんといっても田んぼは隣村だから、コンバインで刈り取った籾を父に軽トラで家の作業所の乾燥機まで運んでもらうのだが、これにいささか時間がかかる。そうするとその間はコンバインで作業できなくなるわけで、エンジンを停めて稲の株の本数やら、一つの穂に何粒籾がついているかとか数えたりして稲の観察をするほかありません。ま、そんなこんなで時間がかかっていました。2/3程刈ったところで10時半。南東方面から雨がシャーッと降ってきました。南東の空は雨で真っ白。伊吹山はもちろん見えず、七尾山も横山も雨でかすんでいます。こうなるともう稲刈りは無理。コンバインにテントをかけて撤収。
まだお昼にはなっていないのですが、昼ご飯を食べて、さっそく籾擦り。
まだ台風は遠いはずなのに雨も風もどんどん強くなってくる。雨戸をはめたり、作業所周りの集塵機、籾殻運搬散布機なんかも風でどうなってしまうかわからないので、とりあえずみんな片付ける。やれやれ。


次女が学校から帰ってくると、「お父さん、ソーラン節って、うちにある?」と聞いてくる。「いや、ソーラン節はiTunesにも入れてないわ」と言うと、「いっぺんYouTubeで探してみて。あるらしいんやけど。」
何事かとおもって検索してみたら、たくさん出てきました。運動会の踊り用のソーラン節だったんですね。次女など「あ、これこれ!」などと言って踊りだす。いやはや。なんでも運動会の練習が始まったようなのだが、ソーラン節を3回家で踊ってくるという宿題がでたらしい。うーむ。
YouTube眺めながら、うーむ、と僕が唸っているうちに、次女などは、もうすでに汗びっしょりで、げらげら笑っている。


昔、聞いた♪ニシン来たかとカモメに問えば、私しゃ立つ鳥波に聞けチョイ、とか、♪鏡またいでうがちゃんこ眺め、うがちゃんこ眺めて、うが笑うチョイ、といったような歌詞でもなく、ものすごくアップテンポだし。
♪声も嗄れよと歌声上げて・・・とか、♪ねじり鉢巻き長半纏は・・・などと爽やかに熱く歌っている。これはヨサコイソーランと同じ系統でしょうか。


NHKのラジオがネットで聴けるようになりました。ネットラジオらじる★らじるです。これはありがたいですね。そう思います。iPadでもiPhoneでも聴けるということですよね。と、思ったら、flashplayerが必要とのこと。いやはや、iPadじゃ、聞けないのか。
予約録音とかできないのかなぁ。
iMacでラジオ第一放送を聴いてみたらプロ野球中継でした。NHKの解説者にはたくさんいらっしゃるのでしょうが、僕が聴くとどうもたいてい鈴木啓示氏なんですよねぇ。うーむ。どうも苦手なんだなぁ。まあ、すごい投手だったことは間違いないのだが、どうもこの人は現役の選手を褒めないというか、いいところをきちんと認めた上での解説をしないからなぁ。野球中継なんて、みんな自分の贔屓の球団や選手がいて聴いているわけだから、ちょっとは褒めてもらって、こっちもいい気分にさせてもらいたんだけどなぁ。
あ、ニュースや天気予報は関東甲信越ですね。