現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雨に雪がまじることと長男の二十歳の誕生日と大富豪


終日、寒く風も強い。雨が降り、時折、雨に雪がまじり、雪が降ったりする。
朝の犬の散歩の時、少しだけ陽が射したのでiPhoneで田んぼの中にある池のそばの紅梅の写真をあちこちから撮る。


部屋の掃除と文書の整理をする。油断しているとすぐ机周りが散らかる。きれいな部屋で、整頓された机周りで仕事もしたいし、本も読みたい。
3月末までに提出する書類をいくつか仕上げる。


長男の二十歳の誕生日。
長男が蕎麦が食べたいというので、蕎麦屋にいくつもりだったが、その肝心の長男がひょっとすると風邪を引きかけているかも、などというので出かけるのはやめて、家で8人がテーブルを囲む。蕎麦やお寿司が並んだ。アルコールはとりあえず家にあるものということで、ビールと丹波ワインの白をあける。スッキリとした白で長男も父も僕もするすると飲む。8人家族のそれぞれの希望をちょっとづつ取り入れていくと、こういうでたらめな、なんでもありのテーブルになるが、まあ、それもいい。
二十歳になった息子と蕎麦屋でちょっとうまいものや、天抜きだの鴨抜きだので日本酒を飲んでみたいものだ、というようなことをちょっと考えていたのだが、ま、いつかそのうち、ということになりました。うーむ。蕎麦屋で飲んだことはまだないのです。関西では、あまりそういう習慣もないような気もしています。うーむ。


食事の後、子どもらとトランプをする。大富豪(もしくはド貧民)というゲーム。一度だけ革命が起こって、大富豪から平民になったが、すぐに大富豪に復帰したので、概ね大富豪ですごす。子どもたちは「ちょっと、この人、なんとかせんとあかんわ」と束になってかかってきたが、ふふふ、一度大富豪になると大きな失敗か革命かよほど最初の手札が悪いかというようなことがない限りなかなか平民にはならないし、貧民になるとよほど頭を使うか、革命を起こすか、最初の手札がすごくいいという運がないと、なかなか平民には上がれませんね。現実の社会も同じなのだろうか。と大富豪の余裕の表情を浮かべつつ、心のうちで、あれこれ世の中のことを考える。考えてもなにも変わらないのだが。


トランプをしつつNHK『仁淀川〜あおの神秘〜』を観る。すばらしい映像。子供らが「イってQの映像とどっちがすごいン?」などというので、それはわからんけれど、こんな映像が撮れたら、ディレクターとかカメラマンはきっとクックックック、と湧き上がる喜びを抑えつつ酒を飲むに違いないのであるよ、と解説しておいた。