現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

田んぼの荒起しと石拾い

今日は夕方から雲って風も強くなってきたけれど、概ねよい天気で暖かく、気持ちのいい1日でした。
午前中は、これまた今年から耕作させてもらう田んぼの荒起しにでました。久しぶりにトラクタにロータリーを付けて田んぼを起して回る。


午後は雑用で近所の司法事務所に行ったあと、田んぼの石拾いをしたりする。
今どき、田んぼの石拾いなんて、と思われることでしょうが、うーむ。とにかく石だらけの田んぼなのです。僕が耕作する前の方が、高低差があるので2枚の田んぼになっているのに、2枚が小さくて機械が動かしにくいということで、2枚を1枚にされたんですね。ま、でも高低差があるところなので、高い田んぼの土を低い田んぼへそのまま移動されたようなんですが・・・。当然、高かった田んぼは表面のいい土が無くなって、石ころだらけの土が出てきたということになります。低い方の田んぼは柔らかい土ばかりになりましたから、いささか深い田んぼになりました。
僕も今更石拾いなんて、と思っていたのですが、秋起しをしておいたので、冬の間に石が目立つんですよね。栗サイズの石はもう目をつぶって、ナスサイズから拾うつもりなんですが、もうナスからキュウリから瓜からキャベツサイズまで、ゴロゴロ出てくるんですわ。去年も一昨年も、その前の年も石拾いしているんですが、トラクタで土を混ぜ返すたびに出てくるんだなぁ。うーむ。最初の年はもうこれは田んぼとは言えないんじゃないか、と思っていたのですが、まあだんだん大きなのは減ってきています。最初の時はスイカサイズもあったからなぁ。田植え機なんかも跳ねながら田植えしてくれています。
本当は土を移動させてから均平にならして、その上に以前の土を入れるようにしないといけないのですが・・・。


先日少しカメラを持ち出して撮った時、三脚がなかったので、手持ちで連写した写真をインタバル撮影動画にしてみた。うーむ。やはり手持ちでは落ち着かないのでぜんぜんダメですな。ま、それがわかっただけでもよしとしましょう。