現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈り、全部終了!


28日(金)
今日も快晴。午前中は籾擦りをして、午後から稲刈り。
完全無農薬有機栽培米「秋の詩」の稲刈りで、今年最後の稲刈り。インターバル撮影してみましたが、雲がない快晴なので、もうひとつ面白みがないか。ここは小学校の隣の田んぼなので、本当は下校してくる子ども達が映ってくれるといいなと思っていたのですが、少し調子よく稲刈りができすぎて早く終わってしまいました。
ざっとコンバインを田んぼで掃除する。
台風が来る前に稲刈りを終えることができて、ありがたいことです。
YouTubeの動画で、時々コンバインが止まるのは、ヒエやクサネムをとっているからです。BGMにはEsperanza Spaldingの“Black Gold”にしてみました。コンバインで稲刈りしている時、ずっと頭の中でこの曲が鳴っていたからです。でもスティービーワンダーの曲と同じで、これもカラオケではとても歌えそうにないです。


29日(土)
朝から曇り。台風の進路が気になります。
昨日刈った「秋の詩」の乾燥が終わったので、籾擦りをする。収量は「コシヒカリ」より少し多かったです。「秋の詩」は「コシヒカリ」より粒も一回り大きくて、とてもきれいな玄米になりました。おいしそうです。予約していただいてる方には、月曜か、火曜に発送できそうです。楽しみにお待ちください。


午後は年貢を配りに行く。
それから台風のことを考えて、作業所の外回りを片付ける。


30日(日)
午後から台風の雨。どうやら近づいてくることになったようで、警報が出ている。
なんとなくゴロゴロとした一日。


瀧上耕『青春ぱんだバンド』(小学館)読了。青春爽快小説!と帯にある。第三回「きらら文学賞」を受賞した作品らしいです。著者の瀧上耕はペンネームでしょうが、滋賀県の高校の先生らしい、という噂です。1982年生まれ、となると30歳の著者となりますね。文学賞受賞の若い先生。これはかっこいいですね。高校生たちが主人公なのですが、どうも高校生の通う学校が僕の母校をモデルにしているんではないか、という話をFacebookで聞き及んで読んでみました。あれこれ思い当たる節もあり、思い当たらないところもありましたが、楽しめました。長浜弁というのか、湖北弁でみんな会話するんですが、主人公のおじいさんのセリフ「ほんなもん、どぉあろいや」ちょっと忘れていたけど、確かにいい響きの湖北弁です。