現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

タイピングゲームとマラソン大会


24日(水)
昨日の雨で、父が切ってくれている小麦の溝に雨水がたっぶり溜まっているので、スコップで尻水戸と溝をつなぐ作業をする。ワッセワッセと溝をつなぐと、ドドドドッと水が尻水戸から流れ落ちるのが、気持ちいい、というか爽快(笑)。これで圃場がどんどん乾くと思います。


午後は隣村の母の知り合いから、お米の注文があったので「秋の詩」を二俵もっていく。
その後は、農園のHPを手直しする。随分しばらくぶりの更新になってしまった。はい。頑張ります。


次女は小学校のクラブで、今学期はパソコンクラブに入っているらしいのだが、タイピングゲームがあるから、やらせてほしい、と夕方に僕の部屋にやってきた。この手のゲームはやらない主義なのだが、ま、次女には甘い私なので、ネットのオンラインのゲームを探してみると、gooキッズにその手のがあるらしいことがわかったので、さっそくやってみる。ずるいっ、と言われつつ、最初に僕がまずやってみる。パチャパチャパチャ、ピンポーン!パチャパチャパチャ、ピンポーン!パチャパチャパチャ、ピンポーン!パチャパチャパチャ、ピンポーン!と僕が快調に入力してクリアしていくので、いささか驚いている気配。ふふふ。調子に乗ってさらにスピードを上げてみたら、タイプミスが起きるのだが、どうもこれは僕の入力スピードにgooキッズのゲームの処理能力が追いついてない気配。
次女とワイワイとやっていたら、そこへ次男が「なにやってるん?」とやってきた。「タイピングゲームなら寿司打やで」とおっしゃるので、さっそく寿司打をやってみる。なるほど、これはスピードをあげてもちゃんとキーを拾ってくれてこぼすことがない。でも、さすがにgooキッズよりはかなり難しかったりする。でもゲームに明け暮れている次男の三倍ぐらいのスピードで入力して、父親としての威厳をたもったところであります(笑)。


グレン・グールドのCDが届く。『Glenn Gould in Concert』というやつで、1959年のザルツブルグでのライブ録音のゴールドベルグが入っています。あとはバッハの3声のシンフォニアとピアノ協奏曲の第一番、ベートーベンのビアの協奏曲第二番。ライブ録音のグールドのゴールドベルグ変奏曲もすごくいいですな。指や頭や身体が自然と揺れます(笑)。実はもうひとつ届いているのだが、まだ聴いていないので、次回に書きます。


25日(木)
午前中はお米の精米と発送。
ですが、途中、次女のマラソン大会があるので、すぐ隣の小学校のグランドへ応援に行く。小学校では運動会が終わってからこのマラソン大会に頑張っておられて、ずっと体育の時間や業間体育なんかで、子ども達がグランドを走っていたんですよね。マラソン大会といっても小学校だし、六年生で1500メートルほどなんですけどね。コースはグランドと学校の敷地の周りを走ります。


僕が小学生の時には高学年になると運動会で持久走というのもあって、僕も頑張って走っていました。僕のときはN君がとても速かったんです。N君は競馬でいえば追い込み馬、差し馬タイプで、最初は集団の後方にいるのだが、最後の一周くらいで、とたんにがぜんダッシュして、一気にみんなを追い抜いて一番になってしまうのでありました。僕はだいたい競馬でいえば先行馬タイプで、大逃げを打つようなことはしないけれども、だいたい先頭集団にいて頑張っていたのでしたが、もうあとすこしでゴールという時になると、後ろからN君が猛然と走ってきて追い抜いていって、一位でゴールするのを後ろからながめていたのでした。
それで運動会当日、わしもやってやるぜ、と先行馬作戦から差し馬作戦に変更したのです。しかし、これが大失敗でラスト一周でスパートして追い抜きを開始したのですが、なんだか追いつけないんですねぇ。とても先頭には追いつけませんでした。N君はとみると、見事に差し切って一番でテープを切っていました。いやはや。お昼に家族のところへいくと「おまん、最初、あんな後ろにいたんでは、ほら、追いつけんやろ。なんであんな後ろにいたんや。」と今は亡き祖母に聞かれたのもよく覚えています。


どういうわけか次女は運動が苦手。でも今日は頑張っていました。応援にかけつけているお母さん方もけっこうおられました。うちは学校のすぐ近所なので、僕は草刈りの手を休めて母と応援にいったのですが、母が言うには「さっき話を聞いていたら、どうも、会社の仕事を休んで応援に来てやある人もあるみたいやで。」とあきれたように言うのでした。ところがそこへうちの奥さんが「もう走ってるん?」と突然声をかけてくるではありませんか。「ふふふ。時間給もらってきた。」と。そんなこんなで三人で応援ということになりました。僕はふと思いついてiPhoneでHDのビデオ撮影をすることに。
次女は応援など聞こえぬかのように、顔を真っ赤にして頑張って走っていました。結果は真ん中ぐらいでしょうか。20位でした。ま、いいもんですな。って、親バカですが。