現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

二十五年産の完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の注文の受付開始し


仲秋である。名月である。


早稲の品種「コシヒカリ」の稲刈りが今日終了。次は中晩生の品種「秋の詩」になりますが、二、三日しないと、刈れないかな?


14日(土)
今日は中学校の運動会。
朝、ヌカ捨てと籾擦りをしてから、運動会を見にいく。次男と次女の活躍をバシャバシャと撮影して、野球部のお母さん方が昨夜、場所取りしてくださった一番いい場所にみんなが集まって楽しく昼食。ありがたい。ただ学校の敷地内は禁煙はもちろんなのだが、飲酒も厳禁となっているようで、いささかツライ(笑)。
で、少し早めに学校を後にして、稲刈りに出る。日没前まで稲刈り。


15日(日) 雨
朝、籾擦り。
午後は地域の氏神様、八幡神社の秋祭り。だが台風の影響で雨なので、獅子舞の奉納も途中から拝殿でおこなわれたりする。奉納子供相撲大会も灯の祭も一日延期となる。
でも秋祭りは行われるので、氏子役員の私は拝殿に上がって、収穫の無事を祈願して、その後社務所直会


16日(月) 敬老の日 台風接近して滋賀県に大雨特別警報発令。
朝、7時くらいが一番雨、風ともに強かったでしょうか。滋賀と京都と福井に特別警報が出て、大きな被害が出たところもありましたが、このあたりはなんとか大事に至ることなく、ありがたいことでした。


ホームページを更新して、25年産の新米の販売を開始できるようにあれこれ。


午後になると、急に晴れ渡る。ただまだ風は強い。田回りに出て、田んぼの水が流れるように世話をしたりする。

17日(火) 台風一過 快晴の一日
今日はしかし、日の出から日没、現在の夜中まで、月が煌々と照る快晴が続いている。風も乾いていて爽やかな一日でありました。


朝のうち、せっせと注文のあったお米を精米して発送する。早速のご注文ありがとうございます。


お昼前から籾殻捨てと籾擦り。
午後は稲刈りと籾殻捨て。


というわけで、二十五年産の完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の注文の受付と発送を始めました。以前はもう少し早くから予約注文という形で受け付けていたのですが、今年はどうも天候不順で稲刈りが遅れていてホームページを準備する余裕がなかったので、発送ができるようになってからのご注文の受付となりました。
「秋の詩」はまだ稲刈りしていませんので、田んぼにあり、発送できませんが、「コシヒカリ」はご注文していただけますので、どんどんクリックしてご注文ください。
安心して食べていただけるお米なのはもちろんですが、とてもおいしいお米になっています。


そう言えば先日の「日本農業新聞」のコラムに載っていたの記事の要約。

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 ワンカップの酒のコマーシャルではないが、それさえあれば「あとは何か適当に…」と言いたくなるのが新米。そのおいしさは産地を選ばないが、銘柄米となるとまた格別である▼確かに、適当なおかずでも箸は進む。でも、つまらない物ではもったいなくもある。新サンマの塩焼きでもあれば申し分ない。佐藤春夫の「秋刀魚(さんま)の歌」にあるように、スダチでもカボスでもいい。「青き密柑(みかん)の酸(す)をしたたらせ」れば最高。でも、今年は不漁で高値なのが惜しい▼食品総合研究所によると、ご飯のおいしさの決め手は、硬さと粘りのバランスからくる舌触りだ。新米はそれが一番いい状態。古くなるほど硬くなり粘りがなくなる。その上に脂質が酵素で分解されて臭いを出す。それがぬか臭さ。新米にはない▼だから誰もが新米の出回りを待ち望んでいるのか、米の購入量、金額とも9月に跳ね上がる。10、11月の購入金額は、それまでの2000円台から3000円台になる(総務省家計調査、2人以上世帯、2012年)▼主食用米の自給率はほぼ100%。だから、貧富の差なく国産米を味わえる。その瑞穂(みずほ)の国ならではの国民的豊かさが、TPPで崩されかねない。誰もが国産米を食べられるありがたさを、新米のおいしさとともにかみしめたい。
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新米のことサンマのこと、それからTPPのこと織りまぜた文章ですが、実は、僕はすでに新米とサンマを食べているのです。米はうちの米なので新米で間違いないのですが、サンマがこの秋のサンマだったのか、不漁で高騰しているという噂ですが、おいしいサンマでした。



18日(水)
朝のうちに新米の精米やらあれやら、これやら。
それから籾擦り。お昼前から稲刈りに出て、昼遅く昼食に家に帰り、午後また稲刈り。
今日の稲刈りは田植えではなく、直播きの田んぼ。株も開帳して太い茎でいい感じだったが、ちょっと穂が小さいか。なんだか収量が気になる。でも、わからないんだなぁ。こういうとき。穂が大きくて粒がたくさんついていても、乾燥して擦ってみたら、選別機の網からたくさん落ちるくず米が多くて、結局出荷できる米はそれほどでもない、ということもあるし、穂が小さくて、粒の数は少なめだけど、その分、一粒のサイズはしっかり大きく、ぷっくりとして、選別機の網からほとんど落ちないということもあるし。


夕方、お米の発送用の段ボール箱の在庫が少なくなったので、追加の発注をする。ちょっと細かい変更もして発注(たぶん気がつく人はいないと思います)。今まで、ロゴの文字色は黒、茶、緑と三色で迷っていたのですが(ええ、いろんな色で送られてきたでしょ?)、今回、あれこれ迷った末に、とりあえず茶色にすることにしました。でもまだ在庫の分があるので、当面はいろいろな色でお届けすると思います。黒と緑で届いた方は当たりです!(笑)



19日(木) 旧暦八月十五日 満月
今日も快晴の一日。これで三日連続の快晴。台風一過のあと、ほんとに空気が乾いて気持ちがいい。


今日も朝から精米やらでバタバタし、お昼前から籾擦り。午後は稲刈り。今日の稲刈りで「コシヒカリ」の収穫は終了。今年は八月末からなんとも天候不順というか、意地悪な天気というか、最初の頃はずいぶん稲刈りのペースが遅れたのですが、後半は好天に恵まれて(台風もありましたが)、がむしゃらな稲刈りでなんとか平年のペースに戻ったというところです。
次は中晩生の品種「秋の詩」になりますが、まだすこし青いようなので、二、三日は待ってみようかな、と思っているところ。いえ、どうなるかわかりませんが。


夕方にiOS7にアップデートしてみる。
こんで時間がかかるかも、という情報だったので、先にいろんなアプリのアップデートを済ませ、バックアップをとってから、いざアップデート。ちょうどお茶の葉がなくなったので、お茶ッ葉を買いに行っている間にアップデートをさせておく。ふふふ。帰ってきたらおおむね終了していて、いくつかパスワードを入れて終了。
いや、フラットなデザイン。なかなかいいんじゃないの。