現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

コンバインの掃除

午前中は、精米とお米の発送。それから母の自転車のチェーンが伸びてきていて外れやすいというので、後輪を後ろに少しずらして、チェーンを張る。


午後はコンバインの掃除。最後の稲刈りの後、ざっと田んぼで掃除はしておいたのだが、そんなんじゃ、ぜんぜんダメなので、今日は、はずせるカバーというカバーをはずし、掃除口をすべて開け、僕の力量ではずせる部品も少しはずしながら、内部に残っていた籾を出し、コンプレッサーのエアで埃や藁クズを吹き飛ばしていく。とにかく、まあ、すごい埃なのだ。まあ、稲についている穂を回転するドラムの爪で物理的に強引にそぎ落とすという脱穀作業はクズや埃が出やすいし、顕微鏡等で拡大すると毛やトゲトゲがいっぱいある籾を螺旋で、あちこち移動させて溜めるというのも、擦れ合うので、とにかく細かな、肌につくとチクチクしがちな埃になるんですな。
ま、でもそれが圧縮エアで吹き飛ばされてどんどんきれいになっていくのは、とても気持ちがいいです。
夕方までかかって、内部の掃除をしたのだが、まだクローラーの泥の掃除が出来なかった。明日は高圧洗浄機で泥も落とします。


しかし、埃といえば、まだ乾燥機や籾摺り機の掃除が残っている。これはこれで、また強烈な埃なのだ。


庭の紫蘇に実がついたということで、紫蘇の実の佃煮が出てきた。庭の紫蘇そのものが僅かなので、少量なのだが、これが美味くて大好きなのだ。こんなの新米のご飯にのせて食べたら、ただでさえ一杯よけいに食べてしまっているのに、何杯でも食べられてしまう。


どうにも「読書の秋」というよりは「食欲の秋」となりつつある。


あ、そうだ。お客様からぼちぼちといただいている新米の感想のメール。ありがとうございます。「お客様の声」として、近々、まとめます。