現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

“敬老の集い”と二日酔い


13日(日)
朝、田んぼへ落ちている道路の法面に籾殻を捨てておいたのだが、これに火をつける。一度、きちんと火がつけば、ほとんど消えることがない。炎を上げて燃えることはないが、ゆっくりゆっくり燃えていく。たいてい籾殻は田んぼに撒いているのだが、ときどきヒエなどの草種が多い田んぼの籾殻は田んぼにまくと、その草種を播いてしまうことになるので、そういう田んぼの籾殻は燃やしてしまうのだ。
昼と、夕方に見にいく。夕方にはほとんど燃えきっていた。


午前中は米の選別機の分解と掃除。午後は明日の地域の敬老会の会場準備。夕方から籾摺り機の掃除をすこしして、配り物をする。

14日(月)体育の日
地域の敬老会。敬老の集いです。自治会主催でお年寄りを招待してワイワイと食事会をする。六年生の子供が作文を読んだり、今年は素人の手品師のマジックショー、それから準備スタッフの懐かしのメロディーの合唱なんかの出し物をするのですが、食事には、男性にはお酒、女性にはワインが出るので、僕は杯を回していろいろお話を聞かせてもらいつつ、お酒を勧めるのが一番の仕事、というところです。


調子に乗って、いささか飲み過ぎる。


15日(火)
思った通り、朝から激しい二日酔い。体がだるく、喉が渇いて、お腹もむかむかしているし、頭が痛い。
何もする気にならないのだが、寝てばかりもいられないので、さっさと起きて、犬の散歩に行き、朝ご飯も軽めに食べて、郵便局や農協に行って、溜まっていた仕事を片づける。

午後になって予報通り、雨が降ってきた。今のところそんなたいした雨ではないし、風もあまりない。台風26号さん、お手柔らかにお願いします。


アマゾンから万年筆が届いた。ペリカンのシンク(th.INK)。で、パイロットの色彩雫シリーズの「月夜」を入れてみた。2000円ほどの安い万年筆なのだが、これがなんだかちょっとびっくりするくらい滑らかな書き味です。ニブは細字のFしかないのですが、ちょっと太めのFでしょうか。ラミーのサファリより滑らかだなぁ。一筆箋に試し書きしてみた。しゅるしゅると書けますわ。


そういえば、最近、ポツポツと読んでいた村上春樹訳『恋しくて』でアリス・マンローの「ジャック・ランダ・ホテル」をちょうど読んでいるときにアリス・マンローノーベル文学賞になったとニュースになって、ちょっとびっくりしたことでありました。いえ、全然知らなかったのです、こういう作家がいることを。あ、「ジャック・ランダ・ホテル」はとてもおもしろかったです。