現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

霜と時雨と『ユーミンの罪』


9日(月)
一面に霜の朝。


10日(火)
今日は朝からしぐれ模様の天気。
雨が降ったり、日が射したり、突風が吹いたり。いやはや。大荒れです。



午前中、ずっとお米の発送の準備をし、お昼過ぎにお米を発送したのですが、郵便局にお米の箱を持っていくときは、激しい雨と風で、箱が濡れないように傘をさしたのだが、傘やら貼り付けた送付票が風にバタバタ煽られるというものすごい天気。ところが、郵便局を出てくると空には青空が見えているではないかいな。しかも虹まででている。いやはや。


午後は市役所へ行く用事があった。まだ工事も続いているようだが、新庁舎もおおむね完成していて、農政課も新庁舎の二階へ移動していた。
うーむ。まっさらピンだから当たり前だが、どこもかしこもピカピカだ。とても市役所に見えない(笑)。職員のみなさんもさぞや張り切っておられることでありましょう。


11日(水)
角川の『俳句』の12月号がコンピュータでもiPhoneでも、無料で読める、というので少し読んでみる。俳句の雑誌を読むのは何年ぶりだろう。しかもコンピュータで読むことに。


午後から事務仕事。


酒井順子ユーミンの罪』(講談社現代新書)読了。やっぱり同時代的に耳にしていた1985年、86年ぐらいまでがやはり、なじんでいるのですが、思いのほか知らない曲がたくさんあるのが、あれなんですが、要するに、自分でレコード買って聴いていたわけではなかったから、ヒットした曲しか覚えていないんですよね。
でも、確かにこの本に書かれているように、ユーミンの曲が当時の女の子と男の子をリードしていた部分は確かにあるような気がします。


そんなこんなで、ここ数日、ユーミンの曲をたくさん聴いていたのですが、もう一人というかもう一枚、ルドヴィコ・エイナウディの『Una mattina』。これがなんとも。
例えば、今、ドライブに出るなら、この曲を鳴らすと思います。それは映画『最強の二人』の中で、ドライブシーンで使われていた、というイメージが残っているからかもしれないのですが、映画の中ではスポーツカーですが、僕のおんぼろ錆び錆びルシーダをゆっくり丁寧に運転するのが、この曲を聴きながらだと気持ちよかったりするんですよね。