現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

成人の日

『J.S. Bach: The Art of Fugue, BWV 1

11日(土)
今日は隣組の物置小屋(昭和33年に建てられた木造の土壁の物置)を解体する予定の日だったのですが、ま、雪が降って、積雪もあるし、延期することにする。朝、集まってくださった人とあれこれ相談。


その後は事務仕事など。


夜は会計監査の寄り合い。


12日(日)
朝から事務仕事など。
長女が振り袖を着たので、久しぶりに一眼レフを取り出して写真を撮る。でもなんだな、久しぶりだからか、露出を決めるのに、マニュアルにしても、絞り優先にしても、どうも思ったようにカメラが動いてくれない、というか露出の調整の操作のやり方を忘れてしまっていて、すこし難儀していたら、「お父さん、まだ?」と言われてしまって、えーい!とプログラムオートにして撮影。もう、ピントを合わす位置だけ決めて、半押しにして撮影。いやはや。ありがたいことにきれいにとれました(笑)。


夜は寄り合い。皆さんのお知恵を借りる。



13日(月) 成人の日
犬の散歩に行って、新聞を読み、ゴロゴロウダウダしている。


Fretworkの『J.S. Bach: The Art of Fugue, BWV 1080』というのをiTunesで購入。ヴィオラ・ダ・ガンバ という古い楽器(あんまりイメージがわかないが、坂本龍一ヴィオールと呼んでいたけど)を使っての演奏で、これが、いいんだなぁ。
バッハのフーガの技法は、グールドのピアノで何度も聴いているのだが、また違う味わいです。
音楽の基礎知識がないので、ネットでこのバッハ最晩年の傑作と言われるこの曲の解説を読んでも、なにがなんだかわからないのが悲しい(笑)。


そういえば、昨日だったか、一昨日だったか、また二億円の夢をみた。
どうも、二億円の宝くじに当たったことがきっかけとなった殺人事件の再現ドラマを見たからだと思うが・・・。なんだか僕は大金には影響されやすいなぁ(笑)。
正月の八億円の夢もあるし、今年は、なにか宝くじでも買ってみようか。なんかいろいろ買ったことのないくじもいくつか出てるみたいだし、なんだっけ、ナンバーズとかロトとか。



ああ、玉露のお茶が、久しぶりにいい具合に淹れられた。とろりとうまい。


坂本龍一は、もちろんYMOで知ったんだけど、あの80年の春に道路を走っている若者の車からドンシャリドンシャリ漏れてくるカーステレオの大音量で鳴っていた「ライディーン」は忘れられない。


84年に出た『音楽図鑑』というアルバムが大好きで、大学の演習室で、みんなで授業の予習をしたり、コーヒー飲んだり、ゴロゴロしていたとき、誰かが流していたカセットテープから『音楽図鑑』が流れはじめたとき、三つほど年下の刈上げに眼鏡で、普段は滅多に話をしないいかにも真面目そうな奴が、突然「あ、チベタンダンスだ!」って、叫ぶように大きな声で思わず言葉を発したのが忘れられない。


チベタンダンス」ももちろんいいけど、「セルフポートレイト」も大好き。


今日は成人の日。長浜市は「新成人を祝うつどい」を昨日催してくださって、長女も朝から着物を着付けてもらったり、髪をセットしてもらったりして、出かけていった。出かけていったといっても振り袖姿なので、奥さんの送り迎えなんだけど。
迎えに行ってきた奥さんの話では、なんだかマナーが悪いと言っていた。会場の周りをオートバイがブインブインと走ったり、紋付き袴の新成人が、道路いっぱいにひろがって歩いたり、・・・。ま、目に見えるようなのがおかしいが。

僕が二十歳の頃には、坂本龍一清志郎が「いけないルージュマジック」を歌っていたし、「なめんなよ!」という妙な猫が流行っていた。RCの「PLEASE」や「BLUE」や「BEAT POPS」を聴いていた頃だと思うと、なんだかしみじみしてしまうではないか。