現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

簡易車庫の基礎工事2と雨の日曜日


29日(土) 
よい天気で暖かい。
昨日のブログの写真でお見せした、ジャッキを埋め込んだコンクリートをパレットに載せ、リフトで簡易車庫を建てる予定地に運ぶ。なかなか重いもんですな。コンクリートの塊。


それから郵便局に行ったり、お茶を買ったり、新茶の予約をしたり。それから次男の制服を買ったり。


午後は基礎となるコンクリートを埋める穴を掘ったり、ジャッキに単管(パイプ)をさしてみたり。水平やら垂直やら直線やら。地面の上できちんとレベルをとったりするのはなかなか難しいですなぁ。いや、プロなら簡単なのでしょうけれど、素人は紙とペンとピタゴラスの定理と糸と重りとメジャーと、いい目が道具ですから。うーむ。大丈夫かな。まっすぐ建つのかな(笑)?


水平や垂直、それから矩(直角)にもう一つ自信が持てず、穴を掘って、コンクリートの塊を置いてあれこれ調整をしてみたものの、結局穴を埋めることができなかった。うーむ。明日は雨なんだけれど、穴に水が溜まってしまわないか?溜まるに決まってるけど(笑)。
しかし、せっかく作業したのに、写真を撮るのを忘れた。


夕方、次女のクラリネットのリードを買いに行く。10枚入りのセットなんだけど、うーむ。。高いのか、安いのか、わからん。


そういえば、農産普及課のKさんから、去年の調査結果をまとめて発表したんですけど、その資料です、といただきました、「湖北地域における無農薬米の実態調査」。うちのチェーン除草機や手押しの田車の写真なんかも登場しています。
26年産では、ちょっと新しい除草方法も試してみるつもりです。


30日(日)
朝から雨。朝の散歩で、桜の蕾がけっこう大きくなって赤くなっているのを見つけました。もう近々咲くのかな?


家でゴロゴロ。新聞を読んだり、本を読んだり、雑誌を眺めたり、テレビで囲碁や競馬中継をみたり。あとなんだ、あ、万年筆で字を書いたり。Amazonで本を注文したり。


28日の日本農業新聞にこんな記事。
”世界農業者機構(WFO)の第4回総会が26日、アルゼンチンのブエノスアイレスで始まった。
 「人類の歴史の中で家族農業以外の農業は、全て失敗に終わってきた」
 開会のあいさつに立ったWFOのロバート・カールソン会長は、ローマ時代から現代まで振り返り、「家族」と「農業」の結び付きが、持続可能な農業生産にとって最適な姿であると強調。その上で、農業経営のリスク要因の増加や、強大なスーパーマーケットの購買力の強まりで家族農業の存続が脅かされていることを警告した。”


「人類の歴史の中で家族農業以外の農業は、全て失敗に終わってきた」というのも、いろいろな見方、意見がありそうだが、人間の一つの暮らし方として、家族で農業をして、その地域の自然や風土とともに暮らすというものが、ちゃんと成立する世の中であってほしい。大規模化、法人化していかなてくは、農業が成り立たない世の中というのもどうかと思う。
きれいな水と土と空気があれば、人は何をしたくなるのか、そういう根本を忘れずにいたい。