現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

播種と苗代2回目


14日(月) 晴れたが午後からけっこうな強風
昨夜は、催芽機に種籾を入れて、催芽の具合を確認していたので、寝るのが午前2時過ぎになってしまった。2週間ほど前は午後10時頃に催芽機を停めて寝ることができたのだが、今回はどうもあまり、芽が出てきていなかったので、12時、1時、2時と確認する。2時の時もまだ一時間ぐらい温度を上げていてもいいかなと思ったのだが、ま、たぶん大丈夫だろうと、電源を落としてネタのでありました。
睡眠三時間。5時過ぎに起きて、播種の準備開始。


なんだかんだでお昼前まで、播種作業。
午後は風が強くて、苗代に苗箱を出せない。


ここ数日雨が降っていないし、風が強いので、せっかく塗った畔が乾いて割れてしまうといけないので、一度土が割れると元には戻りませんからね。秋起しをしてある田んぼに水を入れたりする。


またお米の精米など。


坂本龍一鈴木邦男の対談集『愛国者の憂鬱』を蒲団の中で読みはじめる。


しかしなんだな、新聞が休みだと、つまらないな。


15日(火) 風もそれほどなく穏やかに晴れる
朝、父が先に並べた苗代のトンネルの農ポリに穴を開ける。


午前中は苗代に苗箱を並べて新たにトンネルを2本つくる。午後はプール苗代に苗箱を並べる。一列分。プール苗代は父母もみんなずいぶん慣れてきて、動きに無駄がなくなってきたので、ずいぶん速くできるようになりました。ありがたいですな。
苗代をつくる作業は風があると途端に作業がやりにくくなってしまうのだが、今日は、午前中も午後も、あまり風が吹かなかったのが、大いにありがたい。
こうして四月中旬になると無加温露地プール苗代も大丈夫なんだろうと思うのだが、四月の頭だとまだずいぶん寒い日もあるからなぁ。全部プール苗代でできるといいのだが・・・。


夕方、畔塗りをした田んぼに水を入れて回ったり、尻水戸との確認をしたりする。
今日は満月なのだが、ラジオで気象予報士の方が、今日は太陽が沈むとほとんど同時に月の出になるのだとおっしゃっていました。