現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

最後の温湯消毒と菜の花のすき込みとチューリップと


16日(水)
午前中は三回目の温湯消毒。「コシヒカリ」と今年初めて作付けしてみることにした「みどり豊」。「みどり豊」については、またそのうち書きます。滋賀県で作られたおいしいお米だそうです。これで、温湯消毒もすべて終了。


午後は先日から画像でも紹介しているように毎年緑肥にしている菜の花が今満開です。その菜の花をトラクタですき込みました。午後に四枚。
一面真っ黄色の菜の花の中にトラクタを進めてロータリーですき込んでいきます。一回ではなかなかきれいに土に混ぜられないので、2回通るようにしてすき込んでいきます。
気温も高いので、蝶も蜂もヒバリもムクドリもたくさん元気に菜の花の中にいました。


夜は湛水直播の寄り合い。

17日(木)
今日も終日、菜の花のすき込み。そんなこんなでずっとトラクタに乗っていたのだが、これはこれで、疲れますな。
ま、先日の苗代作業で、全身筋肉痛だったり、歯が浮いたように痛かったり、と、まあ、疲労がたまりつつあるからですが。


そんなこんなでトラクタでラジオを聴いていたら、バニラファッジさんの「7人家族の真ん中で。」が紹介されて、なんとバニラファッジさんのトークが始まった。いやー、すごいです。おもしろい。総アクセス数がまもなく2億になるという人気ブログの理由がわかりますな。
もともとグラフィックデザイナーということで、マンガもおもしろいです。
介護って、したりされたり、たぶんほとんどの誰もが通らねばならない道だと思うのですが、笑いっていうのは、やっぱり強いんだなぁ。というかしんどいことも笑えるかどうかって、分かれ目なんだよなぁ。
笑えないこともたくさんあるんだけど。「生老病死」を四苦としたのは、仏教なのだろうか。考えてみれば、四つとも「介護」というか「介助」というのか、他人の手助けが必要になることばかりなのですね。もっとも見方を変えれば、世の中のことは他人の手助けなしにすまされないことばかりなのですが。

仕事を終えてビールを飲むと、もうあっという間に睡魔に襲われて、眠くなり、体がもう休め休めといっているようなことになってきている。
百姓はみんな「春の出がけは体がエライ」といいます。つくづく実感。四月は年度初めで、みなさん疲労がたまりつつある頃でしょうか。
ああ、でも20代、30代の頃は年度初めは、いろいろ新鮮で、疲れなんか感じなかったなぁ(笑)。

もうね、体の疲れもあるのかもしれないが、最近、自分で聴こうとしているのはブルース・スプリングスティーンの『We Shall Overcome: The Seeger Sessions - American Land Edition』とキース・ジャレットの『The Melody At Night, With You』ともに“Shenandoah”が聴きたくて鳴らしている。いや、ほんとうにいいよ、これは。