現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

『キレイゴトぬきの農業論』と長農のお米が日本一と湯豆腐


今朝は失敗。平乾燥機を作業所の庇の下に組み上げて、大豆を乾燥させている。庇の下なので、ま、直接雨が当たることはないが、風が吹いたりするので、雨や雪の日には、平型乾燥機の半分くらいは、むしろなどをかけて、雨や雪が当たらないようにしていました。ま、それでよかったのですが、昨夜は、強烈な風とぐっと気温が下がったため雪がとても軽くて、庇の奥まで舞い込んでいたんですな。朝起きて窓から見ると、乾燥機大豆の上にも、うっすらと雪が・・・。くーっ。慌ててコンプレッサーのエアで、雪を吹き飛ばす。で、慌てて奥までブルーシートをかけてました。ま、僕が悪いのだが、うーむ。いやはや。
どうも天気の都合もあって、大豆の乾燥に手間取っているのです。あともう少しなんだけど・・・。

久松達央『キレイゴトぬきの農業論』(新潮新書)読了。
帯には「有機=美味で安全 農家=製品な弱者 農業=体力が必要 全部、カン違いです。有機農家が畑でロジカルに考えた抜いた。目からウロコの農業論!」とあります。面白く読めましたが、やっぱり僕より少し若い方なので、賛同できるところも出来ないところもありました。まあ、普通、百姓が、農業論の本を読めばそうなりますわね。なかなか自分のやっているやり方から抜け切れませんから。でもさすがに若い人なので、ITの利用とか、言葉の力とか、仲間を増やし、自分のどこか、何かに引っかかってくれる人やお客様を増やしていくような話はとくに面白かったです。勉強になります。


そうそう、それで思い出したけど、先日、耕作者の農談会で、長浜農業高校のお米が日本一になった、という話を聞いた。長浜農業高校は、昨日のブログの銀杏の学校だ。全国農業高校お米甲子園。「にこまる」という品種で食味鑑定部門で堂々、最高金賞!日本一!素晴らしい!素晴らしすぎる。昼夜の寒暖差とかの部分で、どうしても標高の高いところが有利だったりするのですが、ご近所の農業高校が日本一だとは!「にこまる」は九州の方で開発された品種ですよね。晩稲だと聞いています。高温障害にも強いとか。どういう先生が教えておられるんでしょう?生徒たちはどんなコメ作りをしているのかな?これはもう、ぜひとも教えを請いたい。それにしても、素晴らしいじゃないか!!


湯豆腐を久しぶりに土鍋でやってみました。美味しかったです。えー、ポン酢は「手造り ひろたのぽんず」薬味はネギがなかったので、もみじおろしだけになってしまいましたが。うまかったです。豆腐は京都の豆腐。昨日、イオンで見つけました。しかしイオンの豆腐の品揃えはいつもいく平和堂とは当たり前ながら、違うので面白かったですな。ひょっとすると、明日も湯豆腐かも(笑)。


カーラジオをチューニングしていたら、クリスマスらしき音楽が流れてきた。僕が聴いたのは、最後のエンディングの30秒ほどだったんだけど、いかにも良さそう。家に帰ってきてからその時間帯のラジオ番組を検索してみたら、番組中に流れた曲がリストアップしてありました。うーむ。便利。
Blind Boys of Alabama & Taj Mahalの「The Sun is Rising」悪くないぜ。って、悪いはずがないんだけど。