現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

草刈り畔塗り荒起し


11日(土)
天気が良かったので、朝から田んぼ仕事に頑張る。
まず、浸種している水を交換する。ええ、だいたい一日おきに水を入れ替えます。
それから無農薬・無施肥・無耕起の畑に少しカラスノエンドウが出てきているようなので、草刈り機で草刈りをする。もっともこの畑、現在は空豆しかないので、気楽だ。ギュンギュンと刈る。刈った草はそのままにしておきます。こぼれた菜の花が畑の中にも咲いているので、これも刈りました。
ふと気がつくと、空豆に二つ三つ花が咲いていた。うーむ。うれしい。だがご近所の畑の空豆と比べると、やはりうちの空豆は少し小さいな。無施肥で肥料をやっていないので、ま、仕方がないか。花が咲いたらきれいな写真を撮りたいと思っていたが、ちょうど太陽が雲に隠れたときであったし、ピントがもう一つである。あ、これからどんどん咲くだろうし、次のチャンスを狙うぜ。
さて、これでいよいよネギの播種ですな(笑)。
刈払機を使ったので、畔塗りをする田んぼの畦畔の草を少し刈ることにする。少々の草ならそのまま畔塗り機が土を削ったり塗ったり盛ったりしてくれるので、平気なのだが、ま、それも程度問題で、あまり草がたくさん生えていると、きれいには塗れない。特にカラスノエンドウが盛り上がってきているとよくないような気がしているのだ。それでまずあちこちの田んぼの畦畔をギュンギュンと刈り払う。まだ田植えしていないので、気にすることなく刈払機を振り回して刈ることができるので楽。
そんなこんなで、お昼になる。


午後は風が出る。午後からは畔塗り。
それから畔塗りをすませた田んぼは荒起し。夕方まで目一杯働く。



12日(日)
晴れる。
朝、選挙の投票に行く。
それから昨日の続きで荒起し。で畦畔の草刈り。ここまででお昼。
午後は畔塗り。明日は雨だという予報なので、なんとか今日のうちにできるだけ畔塗りをすませておきたい。
今日の畔塗りの田んぼはあまり乾いていない田んぼばかりで苦戦する。だが、まあ微妙な調節を繰り返しながら、なんとか塗る。ま、見栄えはあまりよくなかったが、こういうネチョネチョの泥なら漏水はあまりないかもしれない。ただ充分乾かないうちに明日の雨に当たると、泥(土)が流れてしまうかも・・・。懸念というか、不安材料は多いが、ま、なるようになるしかない(笑)。当たり前だ。
今年から耕作させてもらうことになった新しい田んぼの畔も塗ったのだが、この田んぼは北陸縦貫自動車道の近く。当然、高速道路を走る車の音も聞こえてくるのだが、今日はツーリングしているバイク軍団の音を何度も聞いた。日曜日だし、天気はいいし、バイクで走りたくなるわなぁ。


この冬の雪で台所の上の棟の鬼瓦がガバリと外れてしまったのだ。どうも二階の大屋根からの落雪で銅線が切れたのではないかと思う。それで同級生の建築屋さんに頼んだら瓦屋さんを手配してくれた。で、午後瓦屋さんはやってきて鬼瓦を直し、あちこち屋根を渡り歩いてはがれかけている漆喰などを補修してもらう。若い職人さんだったが、礼儀正しく丁寧な仕事ぶりでした。