現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

麦の刈取り・収穫おえました


13日(土)
午前中は、農事組合の役員でポンプ小屋周辺やバイパス道路の法面などの草刈り。
午後は田んぼの畦畔の草刈り。


14日(日)
今日から麦刈りを開始する。
母が弁当を持ってきてくれたりして、家に戻らず、終日、コンバインに乗って麦刈り。
雑草が多かったり、コンバインの刈り刃の切れ味が悪かったりして、刈取りスピードが出ず、苦戦する。


15日(月)
今日も終日麦の刈取り。
もちろん今日も苦戦(笑)。でもあと二枚、6反ほどになった。明日は麦刈りも終われそうだ。


16日(火)
天気が危ういと思っていたが・・・。
麦刈りも残り二枚の圃場を残すのみなのだが、一枚刈り終わったところで、ポツポツ、シグシグと、雨。いやはや。コンバイン作業は、雨だと、すぐ機械に詰まったりするので、あと一枚分を残して、とりあえず作業中止でコンバインを車庫まで戻した。
でもひとしきり降ったあとは、また止んで風が出てきたので、これなら刈取り可能かと14時から刈取り再開。
で、無事終了。
父が収穫した麦の搬送をしてくれたのだが、最後は来年の麦種を残してくれた。僕は田んぼでコンバインの簡単な掃除をして、車庫へ。


17日(水)
午前中は、無農薬の「秋の詩」と「みどり豊」の4回目のチェーン除草。えーっとですね。一枚の田んぼをのぞいて、なかなかいい感じで除草というか、抑草できています。いや、もちろん田植え後28日目なので、草も生えてきていますが、草が一本も生えないというような田んぼにはできないものです。今年は過去の除草・抑草では一番うまくいっているかも(笑)。
午後は、昨日終了した麦刈りの麦わらを焼いた。コンバインは麦の脱穀したあと、ワラを短く切ってばらまいてくれます。それはそれで大変ありがたいのです。
でも今年みたいに、雑草がたくさん生えてしまうと、麦のあとに大豆を播種するのですが、トラクタで土を混ぜても、草が残って、生え付いたり、根を出したりしてしまうのです。大豆は夏に播種して晩秋の収穫ですから、最初にうまく抑草できていないと苦労させられます。で、ワラを焼くとちょうど今生えている草も炎にあぶられて弱りますし、土の上に落ちている雑草の種も燃えたりして、抑草できるのです。
麦の草がそれほどでもなければ、トラクタのロータリーでゆっくり耕転すると、草が埋まってそこそこ大丈夫なのですが、そうもいかない年もあります。今年は久しぶりに、麦わらを焼いてみました。
午前中から天気が良かったのでワラがよく乾いたのでしょうね。よく燃えてくれました。でもその分、隣の田んぼ、圃場に燃え移らないように気を使う必要があります。まわりの麦の圃場は収穫を終えているのですが、「勝ってに、燃やしてまいよった」と言われるのもツライですからね。
午後はくるくると風向きが変わったので、何度も煙に巻かれて(笑)、このままでは僕が生きたまま薫製になってしまうかもという場面もありましたが、なんとかきれいに焼けました。もっとも草がたくさん生えてしまっているところは、さすがに生の草は燃えませんけれど。