現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ゴマダラカミキリな日々


5日(日)
午前中、田んぼの溝切りをしていく。これで、おおむね溝切りも終了。あとは無農薬の田んぼを残すのみだが・・・。
溝を切って、次々に落水していく。10日から二週間ほど、田んぼの土を干すというか乾かすのですが、こう天気がぐずついては、なかなか乾きませんね。


田んぼの中をのぞいてみたら、何か魚の稚魚が泳いでおりました。あ、これはニゴロブナを放流した田んぼじゃないんですけどね。




午後は無農薬の田んぼの中耕除草。がんばりました。
ちょっと草が生えてきているので、見つけにくかったのですが、除草機を押して田んぼの中を歩いてみると、たくさんニゴロブナを発見。除草機の前を逃げるようにたくさん泳いでいきます。なんだか昔、ジャック・クストーのドキュメンタリーで見た、走るボートの横を泳ぐたくさんのイルカの映像を思い出しました。スケールはぜんぜん違うけど。かわいいものですな。三センチ弱くらいに大きくなっていましたよ。


6日(月)
午前中に大豆播種のシーダー(播種機)を組み上げて、午後からの播種に備えてみたが・・・。午後から雨。
仕方がないので、午後は畦畔の草刈り。


さて、昨日、溝切りをしていたら、うちの田んぼのイネに捕まっているゴマダラカミキリを発見。うん?なんで田んぼにこんなのがいるの?と思ったけど、夜に近くの家の灯に向かって飛んで来たのかもしれない。朝になって、帰り疲れて途中のうちの田んぼで休憩中だったか?ふふ、でもカミキリムシは嫌いではないので、さっそく捕まえてみる。捕まえると首のところをこすり合わせて、キュッキュ、キュッキュと鳴くんだよね。腕に止らせてみたら、どんどん、こっちへ腕をのぼってくる。ふふ。カワイイじゃないの。


そしたら、今日、大豆のシーダーを組み上げていたら、どういうわけか、止めていた僕の軽トラの荷台にゴマダラカミキリが飛んできた。いやはや。一瞬、昨日のやつかと思ったけど、ちょっとサイズ的にも大きいみたいだ。軽トラの上を歩き回って、最後はブン!と羽音を立てて飛んでいってしまった。


なんだかゴマダラカミキリな日々である。