現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「みどり豊」の稲刈りとスーパームーン


午前中は籾擦りなど。
午後は無農薬の「みどり豊」の稲刈り。
「みどり豊」は、今年2枚の田んぼに植えたのだが、一枚はヒエにやられた。だいたい春、田植え前の代かき、「尻踏み」をしたあと、すぐ田植えするつもりだったのだが、天気の都合もあって、すぐに田植えができず、「尻踏み」から田植えまでのあいだに時間が経ってしまった。といっても四日だが・・・。気温がそこそこ高く、四日あれば、ヒエは芽を出します。そして、そこへ田植え。ここで除草剤をいれれば、ヒエもすぐに消えてしまうのですが、なんにも無しですから、田植え後五日目に最初のチェーン除草をしたのですが、この時点で、「尻踏み」から9日目です。稲の条間に、うっすらとヒエの芽が伸びて水の上に出ていることに気がつきました。といっても細い細いやつですから、チェーンでなんとかなるかな、とは思ってはいたのですが、伸びだしたヒエはなんとも強いんですよね。もちろん少しチェーン除草で抑えられたですが、・・・。
というわけで、本日、稲刈りの時には、もうほとんど稲穂が見えないくらいに、ヒエが大きく生長しておりました。・・・。ふう。ツライ。はずかしい。が、まあ、無農薬の有機栽培ですから、ま、こういうこともありますわな。
もう一枚の田んぼはチェーン除草が効いたのか、ヒエはほとんどなし。きれいな田んぼで喜んでいたのですが、7月頃からコナギが大量に生えてきました。コナギやクログワイは背が稲より低いので、ある程度稲が大きくなってくれば、田んぼの外からは見えません。ですが、土の養分をぐっと吸いますから、稲用にとおもっていたナタネの緑肥の分もどんどん吸って大きくなってきているので、その分、稲穂はいささか小さめ。
両方とも、コンバインをゆっくりすすめて丁寧に刈取り。


ま、しかし、収量とお米の味はまたちょっと別物で、肥料の多い作物は、たいてい味も落ちます。でもうちの有機栽培のお米はたいてい、肥料がすくないことを意識して肥料を求めて、根を張っていますので、味はいいはずです。肥料過多のえぐみでないし、もちろん安心して食べていただけます。




次女が、「福山雅治が結婚したらしいで。」と帰ってきたらすぐ報告してくれた(笑)。 「誰と?」「ふきいしいちえ?」「あ、吹石一恵ね。ふーん。」「どんな人?」だと。