現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

河瀬直美監督『あん』を観たこととなど。

河瀬直美監督『あん』(2015


4日(月)
お昼前まで雨。
午後は農協へいったり、駅まで送ったり、買い物したり。
午後遅くから、明日あぜ塗りする田んぼの畦畔にカラスノエンドウがずいぶん生えていたので、あぜ塗の邪魔になるので草刈りをする。


河瀬直美監督『あん』(2015)をiTunesで観る。
まいった。よくわからないけど、後半、泣けてきたのだが、僕の精神のバランスがどうかだったのだろう。
去年、公開されたときなのかな、テレビの朝のバラエティ番組で宣伝されていたのを観てから思い出した。河瀬直美監督の作品は初めて観た。
昨日のブログで、『おとうと』を観て、なんとなく永瀬正敏を思い出してしまったのだが、それで、ちょろっとネットで検索して、この映画を観ることにしたのだ。
永瀬正敏を最初に知ったのは、山田洋次監督の『息子』(1991)。これもすごくよくて泣けましたな。僕の永瀬正敏のイメージの基本は、ここにあります(笑)。あと『隠し剣 鬼の爪』(2004)か。まあ、藤沢周平原作の山田洋次監督作品としては『たそがれ清兵衛』(2002)の真田広之が、落ち着いた演技でカッコよかったので、比べるとあれだが、純粋でひたむきで、でも貧しい男の愛情を演じさせると永瀬正敏は、いいんだなぁ。
しかし、『息子』が1991年だから、もういい歳のはずなんだが、『あん』でも若々しい。と思って検索してみたら1966年生まれ。いやはや、49歳かぁ。これにもまいった。(え!わしとあんまりかわらんがな!というのが驚きの根源なのだが、ま、いささかあつかましいのは承知している(笑)。)でもって、小泉今日子と結婚して離婚したことも、思い出した。
いや、樹木希林市原悦子の演技は、いうまでもなく一級品でした。カメラワークというのか、なにげないアングルも、何気ないようにみえて、いいなぁ、と思いました。
好きな女優さんとしては、最近ではずっと多部未華子だが、(あ、別にいらない情報でしたかね。)男優としては、うーむ、永瀬正敏は、はずせないなぁ。年齢も近いし(笑)。

原作はドリアン助川『あん』。映画の原作はもちろん未読。


雨の朝の桜と菜の花。右下の葉っぱが彼岸花の葉っぱ。冬の間、濃い緑色だったが、春になってだんだん枯れてきている。地面の中の球根が大きくなってきたということでしょうね。




4日付の『日本農業新聞』の記事。「変わる世襲制農業」