現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

畦畔の草刈りと菜の花をすき込むこと


午前中は、畦畔の草刈り。
午後も続いて畦畔の草刈り。その後、緑肥にする菜の花が満開を過ぎてきたので、土にすき込む。明日もすき込む予定。
夕方、机周りの書類等の整理。
夜は湛水直播の機械利用組合の総会と研修会。いろいろ意見を言う人がいて、終わったのは9時半を回っていた。意見を言う人が二人、三人といると、議論になるので、とたんに会が民主的な感じになった。議長や司会者や組合長は、ちょっと大変だったかもしれないが、ま、そういうことは言葉に出さず、きちんと意見を聞いて進行されてました。ま、意見がまともな意見だったからかもしれませんが、総会に意見が出て、議論になって、民主的なムードになる、というのは、なんだかちょっと久しぶりなような気がしてます。


そういうわけで、ちょっと二年ぶりに湛水直播、要するに苗代を作らずに、直に種を田んぼに播いて稲を育てるやり方をやってみます。二年前は、隣の田んぼからの漏水もあって、うまくいかず、去年は一回、休んだのですが、今年は再挑戦することにしました。三年前が初挑戦だったのですが、この時はわりとうまくいったのです。うーむ。初心忘るべからず。今日の研修会でもあれこれ資料をもらったので、熟読してうまくやりたい。だが、その直播きのポイントを読んでいたら、あまり転作の大豆あとはよくないらしい。うーむ。今年チャレンジする圃場は、三枚とも転作の大豆あとなんですが・・・。ま、やってみるしかない。なぜあまりよくないのか、というところをよく考えて対策を練るしかない。


それにしても、熊本の地震は、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます、としか言い様がないのだが、母が、朝、ぼそりと「なにがおこるか、わからん。」と言っていたが、そんなことは、みんなわかっているつもりになっているが、本当にはわかっていないのだろう。