現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

風雨と田んぼの見回りと『Study in Brown』

クリフォード・ブラウンとマックス・ロ

午後三時から雨という予報だったが、午前中十時から雨が降りだす。ニュースでは熊本・大分の雨風について知らせている。うーむ。
午後になって風雨ともに強くなる。
朝のうちは、田回りなどして、昨日水を入れた田んぼの確認など。
午前中は、あれこれ事務仕事に追われ、精米。
午後は事務仕事と郵便局。それから田回り。


クリフォード・ブラウンマックス・ローチの『Study in Brown』が先日ドイツから届く。1955年録音。注文したらドイツから飛行機に乗ってやってきたのに、1000円しないのが不思議。これもレコードは持っているんだけど、音がとてもクリアになっているのが、うれしい。
ここ半月ばかりで、クリフォードブラウンのCDを7枚買ってしまった。持っているレコードはうち4枚。まあ、音がクリアになっているし、別テイクも入っていたりするので、という理由だ。そういうことにしておこう。


先日から本の整理をはじめたと何度か書きました。ブックオフに本を持ち込みはじめたのです。もう四、五回持ち込んでいるのですが、部屋の様子は一向に変化の兆しはありません。
で、本の整理をしようとすると、散らかっていたり、積んであったり、本棚に並べてあったりという本を眺めたり手に取ったりするわけですが、そうするとまたそこでぺらぺらと読み出してしまうということは当然おこりうることですね。
水上勉『精進百選』『土を喰ふ日々』は、3年ほど前にいただいた本です。もちろん、二冊ともすぐに読みました。『精進百選』(岩波書店)は料理のレシピが載っています。水上勉の文体の料理レシピというのも、うれしいですね。で、そのときはそのレシピの方ばかりが印象に残っていたのですが、三年ぶりに整理しながら読みはじめたら、レシピではなくて、前書の「典座修行」や後書「東坡羹」のおもしろさに気がついて、止らなくなってしまった。
続けて『土を喰ふ日々』も再読する予定。




夜、駅まで娘を迎えに行ってクルマの中で待っていたら、フロントガラスを流れる雨が近くの街灯の光でおもしろい影を車内に作っていた。モノクロームしてBGMをつけてみた。(笑)