現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

ニゴロブナが旅に出ることとキツネが寄ってきたこと


10日(日)
晴れました。
溝切りに出る。えー、無農薬の「コシヒカリ」とか最後に田植えしたところです。小さい田んぼが多いのだが、ギュンギュン溝切り。
午後はその溝切りした田んぼの尻水戸を切って落水。中干しに入ります。
ですが、あーた、お忘れでしょうか、うちの無農薬の「コシヒカリ」の圃場には、ニゴロブナの稚魚が放流されているのでした。えー、放流は五月の末のことでした。あれから約45日ほど。干すには分蘖がもう少し欲しいところだが、なんといっても菜の花をすき込んだ緑肥なので、一度干すのも手なんです。
午前中に溝切りをして、午後に落水。「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」の一環の事業なので、役員さんにも連絡すると、みなさんニゴロブナの生育状況が気になるらしく、網やら水槽やらバケツをもって集まってこられる。大きくなったニゴロブナを観察したいんですな。放流時は2mmか3mmだったのが、2cmか3cmほどにも大きくなっています。個体差がありますね。ここは10aほどの小さな田んぼですが、30aほどの大きな田んぼに放流したほうが大きくなっているような気がしています。ま、でも預かった稚魚を無事に川に落とせて一安心というところです。


夕方は日没過ぎまで草刈りに出る。


11日(月)
今日は朝から晴れて、大豆播種に向けて、終日畦畔の草刈りなど。


夕方、草刈りをしていたら狐と目が合う。しかしなんだな、この狐はしっぽが細い。なんでだ?子ギツネなのか?動画、よく探さないと最初どこにいるかわからないと思います。