現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

穂肥をすべてまき終える


今日は、予定通り、早起きして涼しいうちに田んぼへ。田回りして、穂肥を中晩稲の「秋の詩」にまく。日の出直後は風もあまりなかったが、その後はそこそこの風。肥料はまきにくかったが、涼しくてよかった。
お昼までかかったが、これで穂肥もすべてまき終えた。やれやれ。
午後はたっぷり休んで、少し昼寝もして畦畔の草刈りへ。
もちろん明日からは動力散布機を背中に担ぐ必要はないが、引き続き草刈りはつづく。


そんなこんなで、今日はオリンピックの映像をぜんぜん観ていないのだが、夕方の7時のNHKのラジオのニュースを聞いていて、あれこれとメダルをたくさん取ったことを知る。カヌー スラローム 男子カナディアンシングルで羽根田卓也選手が銅メダル獲得と報じたあとで、高校卒業後スロバキアに単身で渡って10年になります、なんてアナウンサーが言うものだから、ぐっときてしまった。10年!いえ、初めて羽根田選手のことを知ったので、詳しいことは何も知らないのだが、18歳で単身、スロバキア(スロバキアですぞ!おもわず世界地図をネットで広げてしまいました。)に渡って10年かぁ、どんなに孤独だっただろう。オリンピックに出る選手だから世界レベルの実力なのは間違いないが、ピンピック選手に選ばれても、ほとんどの日本人から注目もされず、でも今、銅メダルをとって、どんなに誇らしいことだろう、などと、あれこれ、勝手なことを思ってしまって、羽根田選手の顔も競技も見ていないのに、軽トラ運転しながら、グッときてしまったのでありました。それにしてもカヌーのスラロームって、川の激流の中をあちこちの関門をくぐっていくヤツでしたっけ。一度、山登りにいくバスの中から、一瞬、ちらっと見たような記憶があるのだが・・・。長野だったか、岐阜だったか、うーむ。


陽射しは強かったが、風があったので、比較的身体的には楽でありました。風や空の色や雲や夕焼けに秋を感じる今日でした。