現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

畦畔の草刈りと父の溝切りと『サラリーマン居酒屋放浪記』


25日(火)
朝起きたら軽い二日酔いである。うーむ。咽喉が渇く。頭が重い。ええ、昨夜は自宅で一人でいつものようにビールを飲んだのだが、最後にコンビニでジム・ビームのポケット瓶、じゃなくてポケットペットボトルを買ってしまって、飲んだのだ。うーう。昔ならポケット瓶ぐらいならまったく大丈夫だったのだが、初老の身にはこたえたということなのだろう。


午前中は精米など。午後は発送準備など。


夜は日本シリーズ観戦。札幌ドームの第3戦。黒田が先発で素晴らしい投球でした。延長で大谷くんのヒットでサヨナラ負け。勝てた試合だったと思うけど、野球だから、ま、いろいろありますわね。ただ広島の選手が札幌ドームでも慌てず落ち着いてプレーしていたのが、とても印象的。


26日(水)
終日、畦畔の草刈り。父がトラクタで溝切りをしてくれた。
日中はときどき陽が射したりしていたが、夕方から激しい雨になる。うーむ。雨が降るとは思っていなかったのでちょっと慌てる。でも本格的に降り出す前に草刈りは終わる。まあずいぶん濡れたけど、ま、こういうこともある。


あ、広島連敗。しかし、いいゲームが続くなぁ。


藤枝暁生『サラリーマン居酒屋放浪記』(朝日新書)読了。読ませますなぁ。松本奈央さんのイラストもステキですが、基本は文章ですね。人情居酒屋放浪記です。
続いて太田和彦『日本の居酒屋 その県民性』(朝日新書)を読了。うーん、『サラリーマン居酒屋放浪記』や小寺賢一『酒場図鑑』(技術評論社)を読んだ後では、文章がスカスカに思えてしまう。たぶん「その県民性」というサブタイツ(あら、打ち間違えた、でもサブタイツかぁ。)サブタイトルがついているように、県別に居酒屋を紹介する体裁になっているのだが、これがよくないんだろうな。ま、太田和彦は滋賀の長浜を気に入ってくれているようなので、うれしいのだが。紹介されているお店も、先の二書と比べるといささか毛色が違うような気もするのだが、どうなのだろう。僕が立ち飲み屋を知らないからかもしれないけれど。県民性比較の本なら殿山泰司『日本女地図』以上のものはできそうにないですな、というか県民性比較のような本に出会うと殿山泰司を思い出してしまう。昔、給料取りだったころ、職場の机の上に『日本女地図』の文庫本をおいて席をはずして帰ってきたら「ツジイさん、あーた、おもしろそうな本読んでるな。ちょっとだけ、読ましてもろたで。」と隣の席のNさんにニコニコしながら言われたのを思い出します。
ふふ、『酒場図鑑』ももう一度読みながらビールだな。