現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

いい夫婦の日と勤労感謝の日

岡本よりたか『野菜は小さい方を選びな

22日(火) いい夫婦の日
朝起きてテレビを点けたら、地震津波警報のニュースで、ビックリもしザワザワした気分になる。
あれこれ思うことはあったが、今は書かない。ただせっかくいただいた生命をビクビクしながら暮らすのは御免こうむりたいので、原発は止めて廃炉の方向ですすめていってもらいたい。(以下三行抹消)



朝のうちは曇っていたがお昼前から晴れてくる。
今日は作業所の掃除などを、枝雀さんの落語を聴きながらのらりくらりとやってみる。
お昼過ぎに米原まで用事、帰りに釜玉うどんを食べてみる。うまい。


ラジオを作業しながら聴いていたら、今日はいい夫婦の日だということで、どこかの誰かがドリカムの「LOVE LOVE LOVE」をリクエストしていた。初老の域に達している私としては、涙腺がゆるくなってきているのは自覚し承知している。ま、この歌もまだ30代の仲良し夫婦のどちらかがリクエストしたんだろうかと思うけれど、しかしなんだな、しみじみして、泣けてきそうになりましたがな。とはいえ、夫婦でいい夫婦の日」について会話したことは一度もなく、うちの奥さんが夫婦関係をどう思っているかはさっぱりわからない、という「いい夫婦の日」でした。(笑)ああ、でもドリカムの「LOVE LOVE LOVE」だから40代のご夫婦の方がリクエストする可能性は高いかも。




23日(水) 勤労感謝の日
朝一番に、ご近所でうちのお米を食べてくださっているところにお米の二回目の配達。家を離れたお子さんも新米をもって帰られた由。そんなお話を聞いて喜んで帰ってきたら、ご近所の奥さんから、先日の長浜市のおいしいお米のコンテストについて、「ひろあきさん、大きい新聞にも、小さい新聞にも、載ってたやろ。おめでとうさん。」「あ、どうも、ありがとうございます。でも、たまたまですけどね。」「なかなか、もらえん立派な賞やん。ほれに、家でもしゃべってたんやけど、あれは百姓の本分やで、ほんまに。ますます頑張ってくださいますように。」「ありがとうございます。あはははは。」と話しかけていただいて、ありがたいことでした。


今日も昨日に続いて作業所の掃除など。
あと、午後にお茶を買いに行き、それからナタネやソラマメの様子を観察しにいく。


岡本よりたか『野菜は小さい方を選びなさい』(フォレスト出版)を読了。これはいい本ですわ。岡本よりたか氏は無農薬栽培で野菜やら小麦を育てておられる人のようです。目次はこんな感じ。第1章:肥料や農薬がなくても野菜は育つ 第2章:有機野菜だから安全ではない 第3章:不自然な種が不健康な食べ物を生む 第4章:本物の野菜は雑草と虫が育てる 第5章:本物の野菜の選び方 第6章:本物の野菜はカンタンに作れる といったことになっていますが、どれもたいへん興味深く読めましたが、特に第3章では遺伝子組換の作物の安全性の問題について書かれていてとても勉強になりました。