現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

なんだか久しぶりに快晴であれこれ


朝のうち、少し雲が多かったが、その後すぐ晴れてくる。今日は大豆の選別をしてしまおうと朝から準備したのだが、農協へいってみると、今日はお休みで、職員さんが誰もおられない、当然選別機もシャッターの奥だ。いやはや。
仕方がないので、すごすごと家に帰ってきて、乾燥機の中の大豆をコンテナに移し、乾燥機を解体して作業所にしまう。
今年の大豆は草がたくさん生えてしまって、コンバインで刈ったあとも鞘がたくさん混じっているのだが、これもよく乾いているので、鞘だけそこそこ集めて、ムシロにくるんで、叩いて豆をはじきだす。なかなか手間もかかりますな。


お昼にNHKのテレビで井山裕太棋聖囲碁の対局を観る。井山裕太氏は七大タイトルをすべてとって初の七冠独占でしたが、11月に名人の座を高尾紳路九段に奪われて六冠後退してしまいましたが、18歳の最年少記録で名人リーグ入りしたときから応援している。でも実際に対局している様子を観たのは初めてかも。NHK杯は早碁ですが、中押し勝ちでした。指がとても長くて石をはさむ様子も扇子を持つ仕草もとても美しかったです。


囲碁観戦の後、天気もいいし、田んぼを見て回ったり、ナタネやソラマメの様子を観て回る。


夕方、田んぼを1枚1枚見て回りながら、日の入りの時間がすでにゆっくりになっているのを感じる。天気のせいかな、と調べてみました。下の表は滋賀県大津市の日の出、南中、日の入りの時間と方位、高度です。気象庁のデータですが、次のような注がありました。
“・出入りの時刻は太陽の上辺が地平線に一致する時刻です。
・方位は北を0°とし、東回りに測った角度です。”
なるほど。

というわけで、このデータをみると、冬至は12月21日ですが、日の入りは12月の上旬がもっとも早いのですね。だからすでにだんだん日の入り時刻は遅くなっているので、僕の感覚は間違っていなかったわけです。昔から冬至を過ぎて、「正月になると、もうちょっと日が長くなったような気がする」とよく言われますが、これは日没時間が遅くなっているからなのですね。
これに対して日の出時間はまだまだ来年の1月上旬まで遅くなり続けています。これも毎朝、犬と散歩している私の感覚とも合致します。昨日のブログの写真にサクラの枝と月の写真を上げておきましたが、これなどもまだまだ少し暗い時の写真です。レノン号の散歩につきあうのですが、少しは明るくならないと散歩に出る気にもならないのです。暗いともうひとつおもしろくないんです。


軽トラで田んぼを見て回りながら、ラジオで有馬記念のレースを聴く。むひひひ。いただきました。走りそうな馬(騎手で判断しました。よく走るいい馬の調教師や馬主はいい騎手に乗って欲しいと思うでしょうし、人気の騎手もよく走る馬に乗りたいと思うだろうからです。)を四頭選んで馬連でボックス買いしました。本当は年末ジャンボをバラで10枚買うはずの3000円分を振り分けて買ったのですが、人気の馬がワンツースリーと入ってきたので配当は低く、とても年末ジャンボの7億円には及びません(笑)。ま、少し増えたといってもビール買ったら泡と消える程度なんですが。