現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「秋の詩」の播種と温湯消毒と桜とタラの芽と強風


今日は終日、強風でした。やれやれ。風が吹くと田んぼ仕事はとたんにやりにくくなる。
午前中は播種。五月上旬に田植えする「秋の詩」。朝、種籾をみたらきれいに催芽してました。昨夜は少し早めにヒーターを止めたのだが、その判断がよかったのか。浸種の時間が長かったので、それもよかったのかもしれない。うれしい。播種作業なら作業所での作業だから強風は関係ないと思われるかもしれませんが、播種した苗箱を発芽機に入れるのですが、この発芽機が外に建ててあるので(普通は皆さん作業所の中に置かれるのですが、うちは作業所が狭いので置くスペースがないのです。)すると折りからの北西の風に煽られて、発芽機のカバーが風で飛んでいってしまうんです(笑)。やれやれ。

午後は五月二十日頃に田植えする予定の種籾の温湯消毒。温湯消毒こそ風が強くても関係ないだろうと思われるかもしれませんが、長靴であがれるように廊下に新聞紙を敷いたのですが、戸をあけると折りからの北西の強風に煽られてその新聞紙が飛んでいってしまうんです(笑)。やれやれ。
風に吹かれて漫画みたいな一日。


子どもの迎えの帰り道、日没直前に、九分咲きというか満開というか、(強風の中でもまだ花びらはほとんど散っていなかったので、満開ではないのかもしれません。)桜の様子を観にいく。悪くない。


夜は湛直の機械利用組合の総会。


あ、そういえば、朝、タラの芽をゲットしたので、夕食の時に天ぷらになって出てくるかもと楽しみにしていたのに、総会があって一緒に食べられなかったので、天ぷらはなしになる。うーむ。

画像は催芽した種籾を左の人差指に乗せて、iPhoneドラえもんのクローズアップレンズをつけて撮ってみました。白いのが芽です。
そういえばこのところiPhone指紋認証がうまく動作しなくなっている。ええ、毎年この時期になると指紋認証がうまくいかなくなります。それは春になって土や泥をさわると、途端に手や指の皮膚があれるからです。iPhone指紋認証が覚えている指と違う指に見えるんでしょうね。こうしてちょっとクローズアップしてみると、種籾も泥に少し汚れていますし、指の皮膚の荒れもよくわかりますね。

追記:広島9連勝!去年からのにわか広島ファンだが、なんだかすごいことになってますな。若い人は活躍するし、よく打ってるし。ま、ペナントレースの先は長いのだが・・・。