現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

無農薬「コシヒカリ」の田植えと今日の田んぼの生き物


31日(水)
終日、田植え。今日も暑くて疲れる。苗代の苗の残り枚数を計算しながら田植え。午後は少し雲が多くなる。


1日(木)
夜の間というか未明に雨。
その分、朝は過ごしやすかったが、陽射しが出て暑くなる。
今日も終日、田植え。今日は無農薬の「コシヒカリ」を植えた。無農薬の田植えは農薬はもちろんだが、もう肥料も入れないので、とにかく植えるだけなので、気分的には楽でありがたい。もちろんその分、植えてから草取りをするので、疲れることになるのだが(笑)。


朝、庭のマルバビヨウヤナギ(?)にコマルハナバチがやってきて花粉を集めていた。すでに後ろ足には大きな花粉団子を付けている。羽音も録音されているのだが、未明の雨で増水した川の音が大きいので、気をつけていないと、コマルハナバチの羽音を聞き逃します(笑)。ええ、私は昆虫の羽音はとても好きです(笑)。



田植えを終えて、夕方、田回りに出た。無農薬の「秋の詩」の圃場は田植え後今日で五日目。チェーン除草をするつもりだったが、田植えの疲労で、チェーンを引く気にならず、ただ田んぼの水の中をのぞいてみたら、たくさんの微生物やら小さなマツモムシ(?)やらヒルやら、ゾウリムシがうごめいていた。うれしい(笑)。たぶんホウネンエビもいるはず。



今日田植えした無農薬「コシヒカリ」の水口を確認しにいったら、サワガニを見つける。そうなんです、うちの田んぼの用水路などにはサワガニがいるので、田んぼにも入ってくるんですよね。ええ、たくさんの生き物が暮らす田んぼでもあります。今年もおいしいお米になってくれるとうれしいです。