現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

イボクサをとったり溝切りをしたりI君にあったり


9日(日)
午前中は無農薬の「秋の詩」の圃場に入ってイボクサをとる。イボクサは雑草で、どうも畦畔から圃場の中へランカーというか、茎を横に伸ばして入ってきます。しかも茎の節から根を下ろして広がります。去年、あまり知識がなかったので、一度鎌でざくざくと切るように除去したのですが、その後、放っておいたら、大変なことになり、コンバインで稲を刈るのに多いに邪魔になりました。
今年は懲りて、まだ田んぼを干す前の土が泥の状態の時に、田んぼに入って、手でむしるようにして、根と茎を一緒に圃場から出す、という作業です。昔の草取りそのものですね。疲れますが、さすがに無農薬の田んぼです。コオイムシもミズムシ(えーっと水虫ではありません。詳しくは後日(笑)ブログで説明する予定)もヤゴもトンボもゲンゴロウもドジョウも。賑やかな田んぼでした。



お昼に、高校の時の同級生のI君がお米を取りにきてくれた。ずっとうちのお米を食べていてくれるお客さんでもあるのですが、メールでのやり取りばかりで、実際に会うのは卒業以来です。「今日は実家に帰るので、取りに行っていいか」ということで、もちろん懐かしい顔を見たかったので、来てもらいました。でも20分ほどしか話は出来なかったのですが、寒くなったらまた会うことになるかもしれません。むふふふ。


午後は地域の隣組の懇親会。今年はレクレーション担当の役員なのですが、たのしく飲んで懇親が出来ました。


10日(月)
終日、畦畔の草刈り。暑い。



11日(火)
溝切りをする。古い田植え機を改造して溝切り機にしてあります。午後は今年から耕作するようになった、たぶん一番遠い圃場まで、その田植え機改造溝切り機を運転していったのだが、途中、小学校低学年の下校途中の子供たちを追い抜こうとしたら、ニコニコと笑いながら手を振ってくれた。僕もニコニコとして手を振り返したら、歩道を走ってついてくる(笑)。ま、見慣れぬ機械がバタバタと走ってきたと思ったら、乗っているのは麦わら帽に、上半身はピタッと身体にフィットした冷感速乾の黒いシャツだし、ちょびヒゲだし、おもしろかったんだろうな。自分でも妙な格好だとは思うのだが、一番涼しいと思われる格好ではある。
一番遠い圃場は片道3kmほどはあるとおもう。小学校の校区の中で、一番遠い集落の圃場だ。ま、農機を載せるクルマもないので、溝切り機や田植え機、コンバインと、何かと機械の移動に時間がかかりますね。


今日の長浜市の最高気温は33.2℃で、今年最高らしいです。