現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

完全無農薬有機栽培米「コシヒカリ」の稲刈り終了とあれこれ



14日(木)
朝の天気予報では、台風18号が沖縄で猛威をふるっているとのこと。さらにその予想進路が日本列島を縦断するようになっており、台風5号の時よりは少し北寄りになりそうだが、こちらを向いている。いやはや。さて、どうする?
昨日の夕方にコンバインが修理されて返ってきたので、朝から無農薬有機栽培の「コシヒカリ」の稲刈りのつづき。
午後は台風に備えて、「コシヒカリ」の田んぼで、一番倒れてしまっている圃場を刈ることにする。この圃場は5月末に植えた田んぼなので、生育期間が連休植えの圃場より一ヶ月ほど短いのです。生育期間が短いわけですから、必要とする肥料分も少なくてすむのですが、穂肥を少し減らしたつもりだったのですが、それでも多かったのかもしれません。それにちょうど出穂時期に台風5号の直撃を受けたのも影響があったかもしれません。なんだかちょっとダワダワとしたかな、と思ったのですが、その後、雨のたびに少しづつ倒れ加減になってきて、・・・。まあ、こうなってくるとどうしようもありませんね。
この状態で台風に打たれては畳のようになってしまいますから、刈り取ります。もっともちょうど刈り取り適期だとは思います。まあ、でも倒れている稲を起こしながらの刈り取りですからコンバインのスピードも少し抑えてゆっくり刈り取ります。


日没後の残照が美しい。



15日(金)
昨日刈った新田地区の無農薬有機栽培の「コシヒカリ」の籾擦り。過乾燥にならないように調整しました。たぶん刈り取り適期だったのだと思います。玄米の粒がピカピカです。うれしい。


その後、圃場整備地区の大きい圃場の無農薬有機栽培の「コシヒカリ」の稲刈り。これで無農薬米「コシヒカリ」の稲刈りは終了。なんとか台風の前に刈り取りできてありがたいです。


明日は秋雨前線の影響で雨だとか。午後も他の慣行栽培の「コシヒカリ」の稲刈り。台風の前に出来るだけ「コシヒカリ」は刈っておきたいところです。日没まで稲刈り。その後ヌカ捨て。


朝、彼岸花が出てきているのを見つける。そう言えば秋分の日も近い。毎年思うのだが、夏の間、ずっと土の中にいるのに、秋分の日が近づくと急にむくむくと茎を伸ばして真っ赤な毒々しい花を咲かせる。いったいどこで昼と夜の時間が同じになるというようなことを感じているのだろう。不思議だなぁ。


それにしても台風の進路が気になるし、カープの優勝マジック1も気になるし、iPhone Xも気になるし、明日の小学校の運動会の天気もどうなるのかも気になったりしている。ええ、いや、疲労が身体のあちこちに蓄積されているのがわかるのです(笑)。