現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

稲刈りも終盤。あれこれトラブルも。


29日(金)
今朝はグッと気温が下がりましたが、その後は気温も上がってきました。
朝、籾の乾燥があがって、乾燥機から排出しようとしたら、どうも籾が排出されない。というか詰まってしまう。今回で二回目の症状だ。どうも乾燥機の下の螺旋というかスクリューのあたりで籾が詰まるので、籾を手で排出してなんとか動かせたのだが、農機のKさんに観てもらうと、スクリューもスクリューから昇降機のほうへ籾をはね上げる板も、すり減ってきているということでした。ま、仕方ないですね。すり減ってしまったのなら、交換しなければなりません。うーむ。ま、この際、ベルトやら、籾摺り機のベルトも交換するようにして部品を注文してもらう。
農協の農機センターに部品がなく、注文して早くて翌日、遅いと翌々日だが、これに休日がからんでくると、さらに遅くなったりするのは、なんとかならないのかなぁ。
というわけで稲刈りの都合もあるので、月曜日の午前中にスクリュウの交換をお願いする。それまでなんとかだましだまし乾燥機を動かしていかねば。


その後籾擦りと稲刈り。で夕方、ヌカ(籾殻)が欲しいと言われていた地主さんに、籾殻を4袋持っていく。この地主さんは、実は同級生なのだが、畑に使いたいんよ、ということなので、毎年、持っていっている。


30日(土)
朝、4時ごろには乾燥機は動いていたのだが、5時には止っていて、あれ?と思って見にいくと、ガス欠で、灯油が無くなったので止ったのだった。やれやれ。そのため少し乾燥が遅れて、一日の作業がちょっとづつ遅れました。
でも、ま、籾擦りして、出荷して、稲刈り。というルーティン。


そういえば、籾擦りで出る籾殻を入れるコンテナがあるのだが、コンテナのネットが破れてきて、そとに籾殻が漏れてくるようになってしまった。うーむ。なんだかなぁ。


夕暮れの稲刈り途中の田んぼも悪くないですな。あちこちに漂いはじめる秋の闇の気配と充実感と疲労感。9月も終わりますね。