現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

バタバタとして稲刈りと籾擦りと雨


1日(日)
今日から10月。10月かぁ、時の流れはほんとに速いなぁ、今年ももう三ヶ月。などと感慨にふけるのは、年寄りの証拠ですな。
今年はちょっと例年より早めに稲刈りスタート、と8月末から稲刈りをはじめて9月まるまる稲刈りと乾燥調整と出荷がつづいて10月。今年はトラブルがけっこう多かったのですが、なんとかここまでこれたのは、考えようによっては、うーむ、いや、どう考えても、ありがたいことですな。今日も籾擦りをし、稲刈りをして、さらに籾擦りをしたのですが、今日の稲刈りの実績をかんがみると、僕の計算では、あと二日好天がつづけば、稲刈りが終わるかも。でも明日は乾燥機の部品交換が午前中に入っているし、午後は雨という予報だし・・・。


雨なら雨でやらねばならないことがたくさんあるな。ええ、これからは書き入れ時でもあるので(笑)。
「書き入れ時」という漢字なんだ。辞書には「帳簿の記入に忙しいときの意から」とありますね。ええ、まさに語義の通りですな。じゃんじゃん書き入れますので、どんどんご注文のクリックしてくださいね(笑)。



2日(月)
朝のうちは曇っていたが、昼前から雨。けっこうしっかりと降る。
午前中の雨の降っていない間に、米を出荷したり、籾擦りをして、ヌカ捨てをしたり。ヌカ(籾殻)のコンテナが一杯になっているのにも気がつかず籾擦りを続けてしまったので、ずいぶんヌカをこぼしてしまって、掃除がたいへんでした。
お昼前に農機センターのK君がきて、籾摺り機の昇降機のベルトを交換してくれる。午後はK君と山本製作所のTさんが来て乾燥機の下部螺旋やらベアリングやシャッターベルトやらの交換とバーナーの掃除、それから色彩選別機の掃除と補修をしてくれる。乾燥調整もあとわずかなのだが、きちんと動かないことには仕事がすすまない。ありがたいことでした。



3日(火)
朝のうちは霧雨。その後曇りになり、午後は晴れてきました。
お昼前から籾擦り。調子よくやっていたのですが、最後の最後に籾の中にヒエの茎などが混じっていて、籾摺り機を詰まらせてしまう。もちろんすぐ掃除したのだが、今度は籾摺り機が、異常を示す。インジケーターにランプが点滅してモーターが回らない。このインジケーターが点滅するので、電気はきちんと来ていると思ってしまったのが間違いで、取説を見ても原因がよくわからない。農機センターのK君に電話すると、それは電圧が低いというお知らせ表示なんだとか。ヒューズが飛んでませんか?とのことだった。三相の200ボルトなので、一本ヒューズが飛んでも、電気だけは来てるんですよね。調べてみたら確かにヒューズが飛んでました。慌てて15アンペアのヒューズを買いに走る。やれやれ。


それからくず米を出荷する。