現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

雪の日の散歩と夏井いつき先生の句会ライブに参加


朝起きたら、新たに積雪10cmほど。昨日は大雪でレノン号を散歩に連れて行けなかったので、今朝は張り切って散歩に出る。でもいつもの散歩道は田んぼ道なので、誰も歩いていなくて、積雪が50cm近くあり、長靴の高さを超えているので新雪の道に飛び込むのは断念。田んぼの中を突っ切っているバイパス道路の歩道を歩く。ここも昨日の午後歩道用の除雪車が除雪してくれていたのだが、場所によっては30cmほども積雪がある。レノン号は♪犬は喜び庭駆け回る、でおおはしゃぎである。昨日散歩に出ていないこともあるかな。
午前中は家の周りの除雪と農機具の車庫と作業所と家の庇に金属製のつっかえ棒を入れて、雪の重さで庇などが折れないようにする。車庫は僕が建てた簡素なものなので大いに心配だし、作業所と家の庇は二階の屋根から雪がドンと落ちたりするしちょっと予防措置です。今はまだ軽い雪ですが、寒波が抜けて気温が上がったり、雨が降ったりするとたちどころに重くなりますから。



午後はプレバトでおなじみの夏井いつき先生の句会ライブに参加。去年につづいて二回目です。いつもはネットのメール句会だけなので、実際の生の句会は緊張します(笑)。最初夏井先生から俳句の作り方のお話があって、その後、実作。長浜の盆梅展の宣伝のための句会ライブでもりますから、今年は上五は「白梅や」か「紅梅や」をつけて句を詠むのがルール。しかも5分で一句作るように、とのこと。これが苦しい。でも集中して5分で一句ひねって提出。今回は大雪の影響で参加のキャンセルがでたようで、参加者が50人弱という贅沢な句会に。句会は「句合せ」というやり方でした。僕も初めての知らないやり方でしたが、夏井先生が八句を選んでくださって、そのうちの二句づつを紅白にわけで張り出し、それぞれにコメントを出し合ったのち、参加者の多数決で勝ち抜きをしていく、というやり方です。八句に選ばれた時点で入選ということなんですが、先生があれこれコメントを引き出してくださって、笑いあり涙ありの句会となり、とてもおもしろかったです。
で、ですね、なんと、私の句が第2位でした!スバラシイ!私の句は一番最後に登場してきたので、最後の最後までドキドキしていました(笑)。僕は「白梅や」の方を選んだのですが、白梅は、ちょっと凛とした、上品で、早春の冷ややかな空気に耐えて香り高く気高い、というイメージです。ちょっと薄幸そうにも見えるけれども、実は意思の強いしっかり者、女優でいえば田中裕子。紅梅は、同じようにまだ寒い時期に咲くのですが、白梅に比べると、華やかで、あでやかな印象がありますね。歌手でいえばちあきなおみ矢野顕子
賞品もいただいてありがたいことでした。田んぼの方も頑張らなくては!