現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

お米の配達とオコナイさん

10日(土)
朝は曇り空。午後は雨という予報だったが、10時ごろからポツポツと降り始める。夕方からはけっこうな降りとなりました。



今日は二件、お米の配達をする。午前中の配達は長浜の市街地、大通寺のちかく。初めて配達をするので、地図で確認する。なるほどなるほど。街中なので道は狭いがムーヴなら問題なさそうだし、僕もよく知っているあたりだ。ところが街中は一方通行が多いということを忘れていた。曲がろうと思っても道路標識が許してくれないので曲がれない(笑)。結局、Googleマップのナビですぐ近くからルートを確認。旧国道八号線まで一旦出て、ナビの言う通りに運転することになりました。いやはや。普段から配達関係のお仕事の方には常識でしょうが、一方通行にちょっと焦ったことでした(笑)。それにしてもご注文いただいたのは、上品なおばあさん。「テレビでね、見たんですよ。おいしいお米だって。」うーむ。テレビに映ったのは一年半ほど前なのですが、ありがたいことでした。「評判もよくて、自慢のお米なんですよ。もし気に入っていただけたら、続けてお願いします。ありがとうございました。」と大いに宣伝させてもらいました(笑)。
で帰ってきたらすぐに電話が。こちらはいつも食べていただいているご近所さんで、「まだありますか?30kgの玄米でお願いします。」と。すぐにそのまま配達。子育て中の方で、出来るだけ無農薬のものを子どもに食べさせたいと思っている、ということでした。「今年はたくさん穫れたので、じゃんじゃん食べてね。」とここでも宣伝(笑)。


夜はスピードスケートの女子3000Mとジャンプのノーマルヒルをテレビで応援。女子3000Mはメダル独占のオランダの圧勝でした。ジャンプは一回目を応援したところで、時間は23時を回っていて、二回目も応援したかったけど、寝る時間だ(笑)。せっかくお隣の国でオリンピックがあって時差もないのに、選手もなんでこんな深夜に競技があるんだ、と思っているだろうな。まったくもってアスリートファーストじゃない。競技も一回目から強風で何度も中断していたけれど、観客も深夜の強風の中の観戦もたまったものではないようで、チラッとうつる観客席もだんだん少なくなってきているのがわかりました。応援する方だって、不自然なことですよね。放映権料という莫大な金の力にモノを言わせて深夜に競技をさせるなんて、普通に考えたらおかしいことなんだけど。東京のオリンピックはどうなるんだか。




11日(日) 建国記念日
朝はちょうど雨が止んでいたが、その後またちょっと雨が降る。お昼くらいから雨が雪に変わりました。
明日は地域のオコナイさんで、今年は宿の世話方の当番にあたっているので、倉庫から高張提灯や幕を出してきたり。宿に設置する準備。提灯も幕も雪に濡れてしまいそうだし、風もとても強いので準備だけして提灯と幕は明日の朝設置することにする。


午後、準備を終えて帰ってきたら30kmのスキーアスロンというのをテレビで応援。クラシカルで15km、フリーで15kmという距離競技。途中でスキーを履き替えたりしてました。上り下りの30kmを一時間15分ほどでスキーで走ったり滑ったり。日本の選手もひとり参加されていて、あんまりテレビには映らなかったけれど、ずっと応援してしまいました。


12日(月) 振替休日
朝は5センチほどの積雪。7時15分に宿の家に集まって、提灯をあげたり、幕を張ったり。昨日の準備が良かったので、雪の中でもうまく設置できました。この頃に雪は止みだんだん晴れてくる。
9時からオコナイさんの祭典。10時過ぎから直会。お膳の間に座って、お酒を注いだり、杯を回したり。また燗をつけたり。あれこれ世話方の仕事をしつつたくさん飲む。
昼過ぎに終了。その後後始末。提灯や幕をはずし,土器類をきれいにして、倉庫へ戻す。
家に帰ったら、オリンピックを観ているうちに寝てしまう。中継の女子のアイスホッケーの応援。日本も頑張ってましたが、スイスが強かったですねぇ。