現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

「こなし」作業の日々とあれこれ


28日(土)
今日から黄金週間に突入。予定では五月五日のこどもの日から田植え開始なので、その準備がゴールデンな日々になるぜ。すでにちょっとづつ田植えもはじまっています。
朝は水を張っている田んぼの田回りをして、苗代を見る。午前中は「こなし」作業。それから畦畔の草刈り。こんな時期に畦畔の草刈りをしている百姓はほとんどいないが、田植え時に邪魔になったりするので、せっせと刈ります。もちろん僕が草刈りしている間は長男が「こなし」作業。トラクタは休みなく動いています。ああ、ほんとトラクタに生まれてこなくてよかった。
午後は「こなし」作業。夕方、またあちこちの田んぼに水を入れる。



そういえば、麦が出穂してきている。秋の播種が長雨で遅れたり発芽不良があったりして、もう一つなのだが、なんとかたくさん収穫できるとうれしいのだが。



29日(日) 昭和の日
朝から田回り。そして午前中は出芽機から苗箱を出して苗代に並べる。今回もきれいに芽が出ていてありがたい。ちょっと伸び過ぎぐらいです。このあたりの調節はむずかしいです。でも無事に「コシヒカリ」と「みどり豊」の苗箱を並べてプール苗代に水を張る。


午後は、「こなし」作業は長男に任せ、一番に「まるごと保全隊」(世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策)の仕事で排水路のあちこちに濁水防止の看板を立て、道路脇にゴミのポイ捨て禁止の看板を立てる。道路脇の田んぼでは、ペットボトルや空き瓶、空き缶、コンビニの弁当がら等々、たくさんのゴミが落ちていて、気がつけば拾って帰るが、いつもいかにも情けない気持ちになる。
それから畦畔の草刈りに出る。で、保冷庫の中のお米の在庫を確認。さらに水を張っている田んぼの畦畔や尻水戸を確認する。そしたらちょうど長男が田んぼから上がってきて帰ってきたので、一緒に尻水戸の止水板を作り直したりする。
それから田回り。田回りしていたら日没。美しい日没でした(笑)。
夜は寄り合い。