現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

溝切りと大豆の圃場に牡蠣殻の石灰をまくことと飛び立つトンボ


23日(土)
午前中は溝切り。溝を切って落水し中干しに入ります。三枚溝切りをして、その後は畦畔の草刈り。草刈りをしていたら予報通り途中から雨が降りだす。
午後は事務仕事。久しぶりにあれこれHTMLの本を取り出してきてあれこれ(笑)。



24日(日)
朝から晴れました。朝のうちは道路愛護活動で道端の草刈りに出る。道路愛護活動は一時間半ほど。その後はまた溝切りに出る。
長男も手伝ってくれたので、僕はホリで溝と尻水戸をつないだりする。気温が上がって暑かったけど、風が吹いたのでちょっとましか。田んぼで農家仲間と顔を合わせると大豆播種に向けての段取りの話になる。天気の良いうちにできるだけすすめたいが、昨日の雨で圃場が濡れて乾いていないので、トラクタが入りにくいのです。


25日(月)
暑い一日。午前中は精米など。午後は大豆の播種を予定している圃場に牡蠣殻の石灰とミネラル分のはいった資材をコンポキャスターで散布。まあしかし、暑くて暑くて大汗をかく。気象庁によると長浜市の最高気温は31.7度で今年の最高で、八月上旬並ということでしたが、八月上旬って、あーた、一年で一番暑い頃ですがな。
例によってグラフにしてみたが、今年はしかし、五月から暑い日がけっこうありますね。いやはや。



溝切りをしていたら、羽化したばかりかと思われるトンボ(ムギワラトンボかシオカラトンボ)がワラワラと稲から飛び立ってくる。いやー、すごい光景だと思っていたのだが、YouTubeの小さい画面では、映っていないかも(笑)。撮ったなりの動画をそのままパソコンのフルスクリーンにして再生するとたくさん見えるのだが・・・。これ同じ集団が溝切り機の周りを飛んでいるのではなくて、次々と目の前の稲から飛び立ってくるのがミソというか、なんというか。いったいどれだけのヤゴが田んぼの中にいたのか。うーむ。YouTubeでは720pのHDにしてシアターモードにしても、トンボの数は半分くらいしか見えないんじゃないかな?まあスマホで小さい昆虫を撮るのだから仕方がないけど。




高校で国語を教えていただいたW先生がテストのクラス平均のあまりの低さを嘆いて、「国語の点数を上げたかったら、まず漢文から勉強せなあかん。漢文がちょっとできるようになったら、古文もおのずとできるようになります。古文ができるようになったら、現代文もおのずとできるようになります。」とおっしゃったのをよく覚えている。w先生は総合的な国語力の話をされていたのだが、目の前の受験のことしか考えられなかった私は、そうか、そうか、まずは漢文で点数をとれ、ということか、などと考えていたフシはあるのだが、その後、漱石や鷗外の漢文の素養を知るにつけ、うーむ、と唸ってみるフリをした次第です(笑)。