現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

猛暑がつづく



17日(火)
暑い!朝飯前に畦畔の草刈りに出て、10時から朝食。このところこのパターンで早起きしている(笑)。しかし、夏の、日の出直後の、この時期の田んぼ、青田は、とても美しい。あーた、爽やかな朝の空気を吸い込みながら、この青田を眺めて御覧なさい。寿命が延びる気がしまっせ(笑)。ま、なかなかそれらしい写真は撮れないのだが。
その後、散髪に。この時間なら空いているかも、と思ったが、思いのほか混んでいる。ま、みんな思うことはいっしょ。
ラクタのエンジンの燃料噴射装置あたりの故障だったらしいが、修理されてきたので、午後は早速、大豆の圃場の溝の切り直しに出る。
それから田回りして、田んぼの水の確認など。


北海道を旅した友人から絵葉書が届く。戦没画学生慰霊美術館「無言館」から。大江正美、北海道生まれ 享年30歳 「人物」53.6×45.7という作品。ピカソの青の時代に通じるような作風だ。あれこれ思いをいたす。ありがたく、うれしい。


18日(水)
暑い!朝のうちに昨日の続きで溝の切り直し作業。そして遅い朝食。
午後は次女の学校で三者面談。新築なった校舎に初めて入る。
その後、昨日から切り直した溝をつないだりする。で、田回り。

そういえば、中日新聞の朝刊に「コメ自給、不安な未来 種子法廃止、揺らぐ不作の備え」という特報記事が載っていたが、なにを今更という気がしないでもないが、記事を書いて報せてくれるだけでもありがたい。


19日(木)
暑い!朝のうちに大豆の圃場のあちこちに除草剤をまく。
午後は遅くから大豆の播種。ふー、こんな時期に大豆の播種は初めてかも。準備もあれこれ手間取って、結局一枚だけしか播種できず。
そういえば、隣村の、じゃなくて隣村の隣村の田んぼ道に白い木槿の花が咲いていて、なんとも美しかった。いや、木槿と書いたが、自信はない。前回のブログで載せた赤い花も木槿だと思うのだが、確認できていない。木槿って、けっこう品種があるみたいですね。




夜は大麦の栽培研修会。32年産は小麦に代わって、麦茶用の大麦を栽培することになりました。


夕方、田回りをする頃には(田回りが終わってコンビニに寄る頃を含む)、すでに日没となっているのだが、この猛暑故なのかどうか、夕焼けが美しい。



そういえば、山形の百姓仲間のOさんに『Hendel's Messiah : A Soulful Celebration』というアルバムを教えてもらう。1992年の発売らしいが、いやー、いいわ。


今日はグラフは作らなかったが、猛暑が続いている。土がカラカラなので大豆の芽が出てこないのだが。いやはや。