現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

小麦の播種と大豆の刈取り


5日(月)
朝からずっと晴れときどき曇り。
今日も小麦の播種。小麦用の除草剤が無くなりかけたので、朝、農協へ買いにいったが、乳剤は在庫がないということで、明日にならないと入ってこないということ。粒剤ならある、ということでしたが。うーむ。
ま、仕方ありませんな。


6日(火)
昨夜遅くから雨になる。夜中も目が覚めたときには雨音が聞こえてくるくらいの雨量。
小麦の溝にもたっぷりと水が溜まっているし、田んぼにも水が浮いているので、これでは田んぼ仕事はむずかしい。午前中は事務仕事をすこしして、午後は精米など。



7日(水) 立冬
朝から晴れましたが、今日もまだ小麦の圃場の溝には少し水が残っている。でも、すでに播種が終わっているので、早いところで除草剤を撒いておかねばならない。動力散布機を背負って粒剤の除草剤をまく。
午後は大豆の刈取りをする。いつもは汎用コンバインで刈取るのだが、今年は播種したもののほとんど芽が出てこず、汎用コンバインを借りるほどでもない圃場が多くて、あれこれ思案している。そこそこ芽が出て伸びてきている圃場の大豆も、背も小さくて、これでは汎用コンバインでどこまで莢が刈取れるのか、おおいに疑問だ。すでに早々に刈取りをあきらめてモアで刈ってしまったご近所の農家もおられるようだ。
しかし、まあ、来年のタネにする大豆は少なくとも収穫しなくてはいけない。というわけで、家の前の大豆の圃場は鎌で刈取ることにする。ええ、鎌で刈れるほどしか生えてきてないと思ったのですが、それでも刈ってみるとけっこう手間もかかるし、刈った大豆の枝を干す場所もいるし・・・。問題は刈取った鞘の中にきちんと大豆が入っているかどうかだけど。これもどうにもあやしい。ま、しかし、頑張るしかない。


今日は立冬。今朝は暖かい朝でしたが、暦の上では冬になりますな。