現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

事務仕事と配りものと『0.5ミリ』

安藤桃子監督『0.5ミリ』(2013)


勤労感謝の日
今日も寒い一日。時雨れたり晴れたり。北風が強く寒い。暖房をいれる。
朝、犬の散歩に出たときには昨夜からの時雨が残っていて傘をさして出たのだが、途中から晴れて雲が晴れてきたら、湖北の山や伊吹山が白く冠雪していた。初冠雪です。


午前中は事務仕事をして、配りものをする。


午後は寒くて田んぼに出る気力も出ず、安藤桃子監督『0.5ミリ』(2013)をiTunesで観る。おもしろかったけど、3時間18分はやっぱり長い。主演は安藤サクラ。この人はなんだかへらへらとした(?)笑顔の演技が素晴らしくてステキ。介護ヘルパーなんだが、ひょんなことから、というか、まあ、おしかけ介護ヘルパーになるんですな。でもって最後には頑なな老人が変わっていくという話。といってもなにか大きな感動があるわけではないのは、全部で五つの話で成り立っているのだが、後半、津川雅彦認知症になってウダウダと戦争体験を語る当たりが長過ぎるし、最後の話もなんだがもひとつよくわからないからか。ただ、安藤サクラの介護や料理の様子はなんだかとてもいい。
登場する老人は織本順吉、榎本明、坂田利夫井上竜夫津川雅彦。吉本の役者が出てきていてなんだかおもしろい。
しかし、観終わってからわかったのだが、この映画、監督の安藤桃子と主演の安藤サクラは姉妹だし、父親の奥田瑛二はエグゼクティブプロデューサーで、母親の安藤和津がフードスタイリストをしていて、安藤サクラの夫は俳優の柄本佑なんですが、義父の榎本明も義母の角替和枝も出演しているという、なんだか、一族の映画ではありますね。


昨日の日本農業新聞のコラム。いいねぇ、働く一家。




そういえば。ここ最近の日本農業新聞の記事で、一般紙にはあまり載っていないけれど、気になった記事。ま、見出しだけですけど。
「国連が小農宣言採択 協同組合への支援明記 世界は再評価」
「米需要の減少幅 「年10万トン」で調整 農水省」
「18年度上半期 米の消費 減退加速 家庭向け落ち込み 中・外食も苦戦」