現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

大豆の圃場の草刈りと蟹三昧旅行


24日(土)
午前中は精米など。お昼にお米の配達。
午後は大豆の圃場の草刈り。今年は豆があまり生えてこなかったので、その分雑草がたくさん生えてきて、まあ、ひどい状態。なのでまず6枚の圃場の畦畔を刈り、その後、圃場の中のヒエなど、背の高い雑草を刈払機で刈る。ふー。


お昼のお米の配達のとき、僕のクルマの後ろ二台目に白いオープンカーがついてきた。間に一台軽自動車があるので、最初よくわからなくて昔のトヨタソアラのオープンカーかな?と思っていたが、僕が交差点で曲がるときに振り返ったら、レクサスのオープンカーでした。屋根はオープンですが、ウインドウを立ててあまり風が巻き込んでこないようにしていて、運転していたのは白髪というか銀髪のようなおじさんで、横に座っていたのは白髪交じりというとあれですが、グレーへヤーのおばさんでした。いやー、晴れてはいるものの風は冷たそうですが、カッコよかったです。


夕方、散髪にいく。



25日(日)
朝からよく晴れる。今日は隣組の懇親バス旅行で、若狭の小浜方面へ。琵琶湖の北をぐるりとまわって今津から小浜へ抜けます。この道路は途中から昔、鯖街道と呼ばれた道路になり福井県に入ったところで熊川の宿があり、道の駅ができているので、そこで休憩。少し宿場を歩いてみました。ええ、番屋があったり、熊川宿と書いた外灯が並んでいる以外は、ま、普通の山の中の里です。でもバスガイドさんに鯖街道や宿場の歴史などの話を聴いたばかりなので、そこはかとなく風情も感じられます。

それから小浜の神宮寺へ。神宮寺って、お宮さんなのかお寺さんなのかよくわからない名前ですが、奈良の東大寺の「お水取り」は有名ですが、その「お水取り」の水を送る「お水送り」のお寺さんです。紅葉もなかなかいい感じでした。
さらに小浜は塗り箸の85%を生産するところなので、お箸のお土産屋さんにも少し寄る。お箸は今使っているものが大変気に入っているので替える気にはならないのだが、漆塗りの小さなお椀や酒器が大変安く並んでいて、えー、説明では安い理由は半端ものなんだそうで、大変気になったのだが、今回は見送ることにする。うーむ。
でもって昼食は蟹三昧。蟹も解禁になっていてシーズンなんですが、ま、あれやらこれやら蟹三昧。ただまあ、福井の海でとれた蟹ではなさそうな感じではありました。たいへんおいしかったです。
帰りは敦賀をまわって海産物のお土産屋さんへ。子どもたちから蟹を買ってくるように言われています。まあ、三連休の最終日。すごい人出で、歩くのもままならない状態。これはイカンと、すぐに蟹のお店にいき、あれこれ話をしながら交渉。だいたい値段やら様子がわかってきたので、三軒目のお店で購入。お店も三連休の最終日の夕方なので、売り切りたいんでしょうな、オマケをたくさんつけてくれるんですが、ま、高かったのか安かったのかは、判断ができないところ。
落語の「つぼ算」という噺がありますが、その影響で、言うところの「買い物上手」「買い物天狗」に近づきたいという心持ちはあるのですが、魚屋さんの威勢のいいお兄さんお姉さんにはとてもかないませんわな。蟹のほかウニ、甘エビ、イクラとたくさん買うことになり(買わされることになり)散財することとなりました。
ま、子どもたちや奥さんがお土産を喜んでくれたのがありがたいことでした。ええ、ロシア産のズワイガニなんですけどね。


昼食やらバスの中であれやこれや飲んだりしゃべったりご近所で懇親しながらの楽しいバス旅行となりました。山も峠もちょうど紅葉のですしね。組長さんには一日お世話になりありがたいことでした。バスガイドさんがベテランのおばさんでしたが、これが歴史から何から、いろんなことをどんどんしゃべって淀みない名調子で、聴いていて勉強にもなり、引き込まれました。うーむ。すごい人がいるなぁ。