現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

精米と事務仕事と土鍋でご飯をたいたこと

トム・フォード監督『ノクターナル・ア

そういえば、昨日、この動画を貼り忘れていました。信越本線柏崎市米山町あたりの列車からの日本海の様子です。


2日(日)
午前中は道路愛護の県下一斉の清掃活動でゴミ拾いをして、その後まるごと保全隊の役員であれこれ看板の点検と回収など。


3日(月)
農産普及課のNさんとKさんが来てくださって、有機農業についての聞き取り調査。なんだかんだで、三時間ほどあれこれしゃべってしまう(笑)。


4日(火)
精米と事務仕事。
今日の長浜は最高気温が20.3度で、10月下旬並の気温で。12月としては観測史上の最高気温だそうです。汗をかくわけだ(笑)。


5日(水)
精米と事務仕事。
それから水道の蛇口のパッキン(コマ)をいくつか交換する。


6日(木)
精米と事務仕事。
新潟の新品種「新之助」を土鍋で炊いて食べてみる。


7日(金) 二十四節気の大雪
午前中は精米と事務仕事。
午後は北風が強くなり気温が下がる。軽自動車4台のタイヤをスタッドレスタイヤに交換する。
夕方は共済組合のMさんと話。



精米はたくさんしたけど、なんだかんだで事務仕事の一週間か?
新潟駅の駅ビルのお土産屋さんに新潟の新品種の「新之助」の二合パックを売っていた。300gパックですね。小さいパックですけどお土産ならこのサイズなのかなぁ。精米済みの白米です。二合パックがワゴンに山盛りになっていたのですが、きちんと精米日が印刷されていました。僕の感じでは、精米したてがウマイんです。だから白米を買うときは精米日を必ず確認します。
新潟のホテルで地元のテレビ局の番組を観ていたら「どうする、どうなるコメ王国の未来」という番組をやっていて、思わず見入ってしまいました。29年産の魚沼「コシヒカリ」が日本穀物検定協会のコメの食味ランキングで【特A】から転落したことをうけた番組でした。東京の米卸の方が出てきて、「いつかは必ず【特A】から転落すると思っていた」「ブランドにあぐらをかいていた」「農家はプライドは高いけれど、勉強不足で、他の産地のコメをぜんぜん食べていない」等々、なかなか辛辣な言葉が出てきていましたが、これらの言葉は僕が就農した頃に、関西の米卸の方が講演会で「近江米」に対して話されていた言葉そのままなので、驚いたり納得したり。
でも30年産は天候不順で大変だったけれど、頑張ったよ。と農家の方の話でした。


久しぶりに土鍋でお米を炊いてみました。土鍋で炊いていいところは、やはりちょっとお焦げがついたりして、おいしく炊けるということと、炊飯時間も短いということでしょうか。
新之助」炊いてみましたが、おいしいお米でした。ええ、僕の感じでは粒立ちが口の中で感じられるおいしいお米ですね。ええ、辻井農園の「コシヒカリ」に勝るとも劣らない、というかおいしいお米でした。こうなってくると、まあ、個人の好みですけどね。
あ、二合、三合ぐらいまでなら、土鍋のサイズにもよりますが、電気炊飯器で炊くより、はるかに土鍋のほうがおいしいです。
お米を炊くときには、洗米とか浸水とか、ちょっと手間がかかりますが(この手間が朝食の炊き立てのご飯から遠ざかってしまう理由の第一だそうです。冬に洗米するとと冷たい水で、手がかじかんでしまう?のだそうです。まあ、ええ。わからないでもないですが・・・。さらに電気炊飯器はタイマーが利きますからね。)、一合でも、その時食べる分だけ炊けばいいのです。