終日、事務仕事。FileMakerに活躍してもらったが、データの確認やらなんやらかんやらで一日仕事になってしまった。夕方、郵便局にもっていって、一応、事務仕事の大枠は完了。いやはや。
グレン・グールドな一日。
きっかけは坂本龍一のYouTubeを観たこと。去年、2017年がグレン・グールドの生誕85周年ということで、あれこれちょっとにぎやかだったのだが、で、坂本龍一もグールドを称えるコンサートをしたんですね。
というような動画をFacebookで紹介したら、「このムック持ってますか?なかったら送ります。」とグールドのムック本を学生の時の恩師に紹介していただきました。たまたま持っていましたが、この本の中に恩師の同僚の先生がグールドのワーグナーの演奏について文章を書いておられます。グールドはワーグナー好きで、自分であれこれピアノ用に編曲して、レコードを出しているんですね。
で、YouTubeに「マイスタージンガー」を解説して歌いながらピアノを弾くグールドがあるんですが、これが、あーた、グールドの表情がとびきりいいんです。子どものような表情で弾いてます。スバラシイです。
僕がグレン・グールドを知ったのは村上春樹の『風の歌を聴け』です。レコード店での会話“「それからベートーベンのピアノ・コンチェルトの3番。」 彼女は黙って、今度は2枚のLPを持って戻ってきた。「グレン・グールドとバックハウス、どちらがいいの?」 「グレン・グールド。」” どうしてだか、バックハウスというピアニストの名前はベートーベン弾きのピアニストとして知っていて、でも小説の主人公がバックハウスでなくグールドを選んだということで、名前を覚えたのが最初です。グレン・グールドって、どんなピアニスト?と。
今日の日本農業新聞のコラム「四季」。有機農業をやっている他の農家のことはあまりよくわからないのだが、ま、でもそれぞれにみんな何かしらのこだわりをもって頑張っておられるんだろうなぁ、とおもったりする。
“きょうは「有機農業の日」。有機農業推進法の成立施行から10周年を記念して制定された▼有機農業が育んでいるのは作物だけではないらしい。北海道剣淵町の有機農家、池田伊三男さんは、素通りされてしまう町を活気づけようと仲間と「絵本の里」づくりに携わってきた。絵本に着目したのは「食べ物も絵本も人を育てる。どこかつながっている部分がある」と考えたから▼その情熱が町を動かし、古びた役場の庁舎を改装して「絵本の館」が完成したのは1991年。2004年には広い新館ができた。蔵書は3万冊以上。住民の10倍に当たる年間3万人が訪れる町になった。構想から今年で30年。館長の清水幸喜さんは言う。「当初は、金にならないようなことに金を突っ込んで、と言われた。でもね、時間をかけないと見えないものってある。それがカルチャー(文化)。農業(アグリカルチャー)と通じるところがある」と▼そうそう、ドイツには有機ホテルがあった。食材からタオル、シャンプーに至るまで有機素材。電気などは自然エネルギーを活用し、暮らしに有機が根付いていた▼日本は有機農業の面積が全農地の0・5%しかない。「土の中の小さな命まで大切にする、それが有機農業」と池田さん。子どもたちの心にも種をまき続ける。”
そういえば、昨日はいただきもののスルメが一枚あったので、ガスコンロで焙って、くるくると丸まった熱々のを細く割いて、醤油と七味トウガラシでちょっとお酒を飲んだら、あまりのうまさに笑いが出た。今日もなにかないかなと冷蔵庫をのぞいたら、今日が賞味期限という辛子明太子が少しあったので、これまたガスコンロで少し焙ってみた。でお酒を少しいただいたら、あまりのうまさにまた笑いが出る。あわてていたので写真を撮るのを忘れる。
どういうわけだか、今日はブログに写真がどうもうまく貼りつけられない。いやはや。