現代田んぼ生活 辻井農園日記

滋賀県の湖北地方で完全無農薬有機栽培米の「コシヒカリ」と「秋の詩」と「みどり豊」を作っている辻井農園のブログです。安心して食べていただけるおいしいお米をつくっています。

初雪と寒い一日と『忠臣蔵  赤垣源蔵 徳利の別れ』


朝から寒く、犬の散歩の時には雨が雪になる。積もりはしなかったけれど。ま、いわゆる初雪です。七尾山は真っ白、小谷山は上のほうが白くなりました。
朝、お米の配達に出たり。郵便局にいったり。



その後、親戚の法事にいって、そのあとお酒もご馳走もいただく。


日本中が寒気に包まれているようです。法事でお酒をいただいたので、帰ってきてからウトウトと居眠りをしてしまい、風邪をひきかける。


NHK大河ドラマの「西郷どん」を今年はわりとよく観ている。どうもうちの奥さんが鈴木亮平が好きらしい、ええ、なにもおっしゃらないのであるが。今日は西南戦争の回であるが、ちとあっさりと描き過ぎではあるまいか。ま、次回が最終回ということである。


ま、12月になると「忠臣蔵」がほんの少し気になる私ではある(笑)。
昔、誰かが忠臣蔵は別れの物語とおっしゃっていた。松の廊下の刃傷から仇討ちまでの本ストーリーとは別に副のストーリーがたくさん出来ているのが「忠臣蔵」の深いところでもあるのですが、確かにそういうあれこれはみんな別れの物語ではありますね。
この『忠臣蔵  赤垣源蔵 徳利の別れ』もその一つです。国本武春、熱演のスバラシイ舞台です。名調子ですわ。まだまだこれからなのにまったくもって惜しい人でした。この動画は三味線の音がきれいに入っていますが、確かに聴いているものの心をゆさぶる三味線ですな。「赤垣源蔵 徳利の別れ」は兄弟の話。YouTubeでは二つに分かれているのがキズですな。
https://youtu.be/ycT-0PlGdaY
https://youtu.be/w8zIoiWUa_8



寒い夜に、「忠臣蔵」の浪曲を聴きながら一杯いただく、なんていうのは、いかにも昭和だし、昭和云々のまえに、いかにもオジジ趣味ではあるかもしれぬが、これが、あーた、芸ですな。芸です。落語、講談、浪曲と語りの芸はありますが、浪曲は基本、人情噺ですし、泣かそうとしてきますから、クサイと思う人はクサイのですが、どっぷり話につかれば、これほどいいものはありませんな。
一杯飲むのになにかないかと冷蔵庫をのぞいたが(笑)、豆腐があるのを見つける。さすがにこの寒い夜では冷奴はツライので、お湯で温奴にする。ネギとポン酢でいただく。だしの昆布が見つからなかったのだが、国本武春の「忠臣蔵」もあり、格別の豆腐となりました。